心も満腹になり隊

第99作目の朝ドラ『まんぷく』についての感想ブログです。最高の夫婦を見られて満腹!!楽しかったです♡

『まんぷく』第11週 感想

第11週についての感想です。
ドラマ内で出てきたセリフは曖昧な部分があります。
本来のセリフから意味や雰囲気がかけ離れていた場合は、教えていただけると助かります。

もし、まだドラマを見ていないという方で、ネタバレされるのが嫌という方は、ここで引き返してください。













(↓↓↓)













【第11週】まんぺい印のダネイホン!

○ダネイホン一本勝負

釈放されたことで、仕事が再開できると再度早くに出勤してきた真一さん。
そこに専売局からの取引中止継続の連絡が。
あの…真一さんが早くに出勤したら悪いことが起こるみたいな流れ作るのやめてくれよ…

鉄板の荒れが酷い上に(どれくらいの間捕まっていたんだろう…)、専売局と取引出来ないということで、ダネイホンの製造と販売に専念する、というのは良い判断かと思います。
提案した福ちゃんと賛成する真一さんに対し渋る萬平さんと鈴さん。

鈴「私は反対やわぁ。萬平さんかて、ここまでお塩作り頑張ってきて、今更やめられないでしょう!?」
萬平「そりゃあ、まぁ、皆で頑張ってきたんですから…」
鈴「せっかくここまでやってきたのよぉ。どうしてそんな簡単にやめられるのよぉ」
福子「最初は嫌やって言うてたやない、お母さん!塩屋の女将はまっぴらや、って!」
鈴「言うてません!」
福子「言うてましたー!」

女将ではなかったけど嫌って言ってましたやん(笑)
鈴さんは基本的に、今上手いことやっているのに新しいことに挑戦するのは反対、という意見なんですね。
うん。そこはぶれてないです(笑)
まぁ専売局の取引中止で上手いこといかなくなったのは事実なので、諦めてもらうしかないのですが。

萬平さんに関しては、塩作りを止めるとすぐに決断できていないことに、なんだか安心しました。
ダネイホンに熱中していましたが、やっぱり思い入れはありますよね。
ただ渋っている時に「社名がたちばな塩業なのに」って言い出したのには『え、そこ?』と思ってしまいました(笑)
回想シーンに初出荷の時のがあって、私としては即ピンハネされたことを思い出してしまったのですけど、そこは初出荷で皆で万歳したときの良い思い出だけ残っているということでしょうか( ̄▽ ̄;)
福ちゃんの「お塩は昔からあるけどダネイホンは萬平さんが作り出したもの」というのはなかなかに説得力のある言葉ですね。
(夫婦の会話中おとうさんおかあさんガン見する例の源ちゃんかわいいかわいいかわいい)
萬平さんも覚悟を決めて、『たちばな栄養食品 有限会社』に変更!
『塩軍団』をなんと呼ぶべきか悩んでいる人が多いと思いますが、私はこれからも『塩軍団』と呼びます。

○3婿勢揃いで鈴さん持ち上げ

萬平「この絵のお義母さん、まるで観音様のようですよ」
真一「そうや、観音様だ!」
忠彦「その通りです。僕はお義母さんを、皆を見守る観音様のイメージで描いたんです」
鈴「もう、胸がいっぱいや」

真一さんが戦争から帰ってきた時以来ではないでしょうか。
婿3人、揃いました!!
そして婿3人が揃って鈴さんを持ち上げる持ち上げる!(笑)
単純だろうがこれで喜んでいる鈴さん可愛いです。
「実物よりええ感じに描くのが、肖像画のコツやね」「克子」な次女夫婦のやり取りに笑いますし、この回冒頭では「お母さんの扱いが上手になりましたね、萬平さん!」「声が大きいっ」な三女夫婦がいましたけど、娘と婿の違いがここでも出ていて面白かったです。
そして真一さんはと言うと…

真一「きっと咲は今、こう言うてます。観音様やったら、皆のことを見守ってあげてって。塩作りはもうやめましょうって。僕には、聞こえます」

まさかの咲姉ちゃんの言葉(想像)という体で鈴さんを説得する策士っぷり!!(笑)
最近真一さんのキャラが分からなくなってきたのですが、これも元証券マンの実力ということなのでしょうか(笑)

ところで神部くんとタカちゃんに関して、忠彦さんが早々に結婚許可したことを後悔し出していて笑いました。
「神部さんは?」とキョロキョロし出すタカちゃんにギギギと音がなりそうな動きで振り向いたり、タカちゃんと神部くんの密会シーン(?)を覗き見して嘆いたり…覚悟を決めるんだ、忠彦さん!
そして勝ち目はない、とついに諦めたと思われるタカちゃんラバーズの3人…君達の幸せを全力で願ってるよ…

○東京進出の話と同時進行していく立花夫妻のあれこれ

世良から、客は病院だけでなく一般人も、東京に子会社設立を、とアドバイスを受けた萬平さん。
味の改良方法として昆布を思い付いた福ちゃんが萬平さんに昆布の栄養素を聞くシーン、萬平さんの肩をポンポン叩く福ちゃんが可愛かったです。
しかも昆布がワカメの代わりになると分かり、更に笑顔(*´∀`)
社員全員+タカちゃん+世良の試食会でも8割以上の支持を得て味の改良に成功!
ただ萬平さん、否定意見が出たからってそんな不満そうな声出さないであげて…(笑)
本格的に東京進出の話を進めようとする世良ですが、鈴さんは「東京には人情がない」と反対。

鈴「東京はダメ。だから、あなたは大阪で赤ちゃんを生みなさい」
福子「……はいぃぃぃ!?」
鈴「二人目を、早く作るの」
福子「は?あ、えっ…今、えっ、もう、どうでもいいでしょ〜?」(←かわいい)
世良「……何の話や」

ほ ん と に な !(笑)
世良ナイスツッコミ!
まさかのこのタイミングで、しかも社員とタカちゃんと世良の目の前で、二人目を催促されてしまった社長夫妻(笑)
萬平さんが「今ここで言わなくても!」って感じですごい顔していました(笑)
鈴さんが自由過ぎて夫婦が可哀想なんですけど、萬福夫婦推し視聴者の私としてはとても面白い展開でありがとうございます!!
この後の寝室のシーンの「どうするんですか?」で子作りの話かと、割と本気で待ち構えてしまって申し訳ありませんでした。
いや、分かってるんですよ。
福ちゃんが東京進出の話をしているのは分かっているんですけど、ぽんこつな萬平さんなら子作りの話として返事をするんじゃないかと、ちょっとだけ期待を…(反省会行きました)
(いつもよりも下の位置で、夫婦が手を繋ぐためにいつもと違う位置で、すやすやと眠っている源ちゃんかわいいかわいいかわいい)

京進出に反対の鈴さんの説得は、夢枕の咲姉ちゃん!
きっとこれは真一さんからの説得を受けた影響でしょうね(笑)
正直、今回の咲姉ちゃんはカメラアングルのせいかいつもより怖かったのですが( ̄▽ ̄;)

萬平「お義母さん、僕は決めました。『たちばな栄養食品』は、東京に進出します!」
鈴「いざ、出陣〜!」(←食い気味)
萬平「えっ?」
鈴「絶対に勝ちなさい。あなたは、武士の娘の娘の婿なんですから!」

武士の娘の娘の婿って(笑)
気合いを入れて説得するつもりが、まさかの出陣許可でぽかんとしている萬平さんの顔が最高でした(笑)

鈴「それより早く、源ちゃんに兄弟を作ってあげなさい。二人目よ、二人目!」
福子「分かったから!」
鈴「萬平さん?」
萬平「はい。僕も、分かってます」

東京の視察から帰って来た翌日に二人目催促再びなんですけど、何ですかその笑顔のアイコンタクトは(悶絶)
それを受けた福ちゃんの目が泳いでいる…(かわいい)
前日の萬平さん目線のカメラアングルで笑顔の「おかえりなさい」福ちゃんが大変可愛かったのですけど、まさかその後…(いけない、いけないよ)
それとも今晩ってことですかね?(いけない、いk(略)

東京へ行くのは真一さん、倉永さん、堺さん、堀さん、増田さん、小松原くん、そして神部くん。
タカちゃんと離れることに不満な神部くんですが、それに気づいた福ちゃんが、将来タカちゃんと一緒になることを考えての説得をしたのが良かったです。
神部くんも乗り気になり、嘘ついたら針一万本の刑の約束も(笑)
あのやりとり、瀬戸さんによるとNGの方が使われたとのことですが、あのちょっとぐだっとしたところが逆に良いとされたんでしょうかね?

世良が考えた、経費を抑えた宣伝放送と看板(笑)
「毎晩寝んと考えた」というのはきっと嘘だと思いますが(笑)

世良「社長の立花くんにも宣伝に一役買うてもらうで」
鈴「萬平印のダネイホン♪」(←かわいい)
萬平「……嫌です」
世良「……嫌て」
萬平「嫌だ!!」
世良「何でやっ!」
福子「萬平さぁーん」(←かわいい)

萬平「そんな蝶ネクタイして、僕がアホみたいじゃないですか!」
世良「そんなことあらへん。これ見た人は皆こう思うで。萬平さんいうんは愛嬌のある面白いおっちゃんやな。この人の作ったダネイホンなら、買うてみまひょか」
萬平「いやいやいやいやいや!」
真一「確かに…」
萬平「真一さんっ!!宣伝放送を福子が読むなら、福子が出ればいいじゃないですか!」
福子「私!?あぁ〜恥ずかしくてそんなことできません!」
萬平「いや、僕だって恥ずかしいんだよっ!!」
真一「社長自らが宣伝するのは、印象に残りますよ」
世良「そうや」
福子「萬平印のダネイホン、なら萬平さんが出るべきです!」
萬平「ちょっと待ってくださいよ…」
世良「これやったら社員の士気も上がるぞ。社長がここまでやってるんやからって」
真一「僕は、やるべきやと思う!」
福子「私も!」
萬平「……分かったよっ!」


一連のやりとりに笑うんですけど、合間合間で宣伝看板をやりたがって色々言ってる鈴さんにせめて誰かつっこんであげて…
後日、世良が「次はおかあさんで」と詐欺師風に(笑)言ってましたけども。

福ちゃんは直前まで緊張していたというのに宣伝放送収録は一発OK!
それを見た萬平さんの複雑そうな顔!(笑)

カメラマン「もっと笑ってください!」
萬平「まだ笑ってませんよ」
カメラマン「すんません…」(←可哀想 笑)
世良「何や!やる気出さんかいな立花くん!」
福子「萬平さん、深呼吸!ハイ、吸ってー、吐いてー、ハァイ、笑うー!」(←かわいい)
真一「もっとや!」
萬平「僕には無理です。やっぱり出来ませんよ」
福子「萬平さんは、ダネイホンで世の中の人を幸せにしたいんですよね?皆を笑顔にしたいんでしょ?」
萬平「……うん」(←小声かわいい)
福子「どんな笑顔ぉ?そんな程度ですかぁ?……そう!もーっとぉっ」
「おいしいおいしいダネイホン。栄養満点ダネイホン。萬平印のダネイホン!」
(効果音:シャララーン シャラララーン シャララララーン)(←何これ 笑)
福子「ハイッ!!!」

森本「何じゃこりゃ…」

皆、社長超頑張ったよ!!(笑)
福ちゃんの魔法により(?)萬平さんのスゴい笑顔の撮影に成功!(衣装がまるで道頓堀にいる某彼 笑)
社員が一瞬絶句してましたけど(笑)世良の言ったとおり士気は上がりましたね!

○東京進出!好調の売れ行き!!

昭和23年2月、ついに7人は東京へ。
看板と宣伝放送、味の改良の甲斐あってダネイホンは好調の売れ行きのようで良かったですね。
老舗のデパートも大学病院も取り扱うと言ってくれたあたり、味や効果をちゃんと評価してくれているようです。
(大学病院の話を電話で聞いたあとの手足バタバタさせてる源ちゃんかわいいかわいいかわいい)
世良が「半分は僕のおかげ♪」とか言っていましたが(笑)、確かに世良のアイデアと押しの強さがあったので、ここまで売れる商品となったのでしょう。

福子「萬平さんの夢が叶ってきましたね。世の中の役に立つ仕事がしたいっていう夢が」
萬平「僕の夢じゃない。僕と福子の夢だ
福子「はい」

ラブラブ夫婦ー!!!(大歓喜)
後ろでニヤニヤしてる塩軍団がいますよー!!(笑)
いいなぁ私もそこに混じって一緒にニヤニヤしたい!!
お塩作りを止めた時はちょっと複雑そうでしたし「こんなに人数必要か?」という森本さんの心配はあったようですが、大阪と東京で分かれましたし、製造が追い付くかどうかというレベルの発注があったような雰囲気なので、大丈夫そうですね。
何より社員が皆白衣を着て楽しそうにしているのが見られて私は嬉しいです。
東京組の神部くん以外の若い社員5人も、無事に夜間学校に通えることになったようで、仕事終わりにスーツのまま、本当に嬉しそうに学んでいるのが良いですね。

○まさかの類似品『ダネイボン』

しかし売れる商品になったら類似品が出るという問題が。
それにしてもダネイボンって(笑)
予想以上に紛らわしいネーミングとラベルでびっくりしました。
ここですぐに対処した世良の手腕がさすが過ぎて、やはり世良は味方だととても心強いです。

世良「真一さん、これは戦争や。コワモテでいきまっせ」
真一「分かってます」
世良「こらぁっ!社長はどこや!出てこんかい!!」
真一「なめとったら、あかんぞ」
世良「お前か。しょうもないバッタもん作りやがったんは!」
真一「なめとったらあかんぞぉ」
世良「何やこれ、ダネイボン?あぁ?座れコラァ!」
真一「なめとったら、あかんぞ…」

世良「あれだけ脅したらもう大丈夫や」
真一「僕にケンカは向いてない…」

真一さんの渾身の脅し文句が一つしかない!!(爆笑)
そして世良の本職かと思うレベルの勢いの強さ!(笑)
世良、ここは岡さんとか高木さんあたりを連れていくべきだったのでは(笑)
大丈夫だよ真一さん…あなたはそのままで良いんです…
その日の晩、咲姉ちゃんが真一さんの夢枕に立って慰めているといいなぁ。

○タカちゃんの心配事はいかに…

浮気はしない、タカちゃんに手紙を書く、という約束をした神部くんですが、何やら怪しい雲行きが。
会社の近くの食堂で働いている美人さん。
今のところ神部くんは何とも思っていなさそうですが。
タカちゃんは、忠彦さんが大学進学を提案したことで口論に。
女子も大学に、という忠彦さんの考えは良いと思うのですが、半分くらい?いや8割くらい?神部くんとの結婚を先延ばしにしよう感が強すぎるところがダメですね(笑)
口が達者なのは克子姉ちゃんが母親だからじゃないでしょうか(笑)
その克子姉ちゃんがタカちゃんを説得。
親に反対されても忠彦さんと結婚した克子姉ちゃんの言葉は、タカちゃんにしっかり届いたようです。

タカ「疑ったりしてごめんなさい、神部さん…」

タカちゃんが思いを馳せているというのに神部くんは食堂でラーメンを食べているとか…
え?大丈夫だよね?針一万本の用意は必要ないよね?

○萬平さん、東京へ

類似品について今後の対応策もしっかり考えた世良、さすが過ぎる…
大学病院推薦、とラベルに記載するために、萬平さん自ら出向くことに。
そのタイミングで嬉しい報告!

福子「赤ちゃんが出来ました」

二人目の妊娠おめでとうーー!!!
鈴さんが急かした二人目!!(笑)
この時点で昭和23年7月あたりなので…(いけない、いけないよ…)(←最早テンプレと化した流れ)
今週はドラマ内の時間の流れが早かったのでうっかり勘違いしそうですが、おそらくナレの合間ですね。
大丈夫です妄想は捗っております(いけn)(真一さんごめんなさい)
ところで源ちゃんの成長に驚き!1歳3ヶ月頃ですか…

東京に着いても萬平さん、ニヤニヤが止まらないー!(かわいい)
そして看板効果で萬平さんが『萬平印のダネイホン』の萬平さんだと気づかれるという…
眼鏡をとって凄んで「眼鏡違うのに」「蝶ネクタイしてないのに」とか焦って逃げる萬平さんに笑いました。

東京組とのご飯は例の美人さんがいる『大衆食堂やまね』。
彼女、美代子さんというんですね。
倉永さんと堺さんが恋に落ちましたが、美代子さんはそれどころではない!
タカちゃんの存在を知ってこのまま終わるんですかね。
針一万本は閉まっていいですか?(←出しかけていた)
香田家ではタカちゃんと忠彦さんがまだ争っているようですが…
鈴さん余計なことを言うのはやめてあげて…
あと重ちゃん学ちゃんと一緒にいる源ちゃんが最初誰か分からなかったごめんよ…
源ちゃん。彼が源ちゃん。よし覚えた。

○順風満帆のはずが…

萬平「列車の中から、富士山が見えたんだ」
「朝日に照らされた富士山は、そりゃあもう綺麗だった。まるで僕達に新しい子供ができたことを、祝ってくれているようだった」
「福子、その子が生まれて大きくなったら、源と4人で富士山に登ろう」
福子「え、登るんですか?眺めるんやなくて?」
萬平「登るんだ。だから子供達が大きくなるまで、僕達二人も元気でいなきゃな」
福子「そうですね。ダネイホン食べて」

こんな微笑ましい会話をしていたというのに…!
萬平さん机に腰かけて柔らかい笑顔を浮かべていたというのに…!!
福ちゃん「楽しみができました」って幸せそうに笑っていたというのに…!!

神部「社長が、また…また…進駐軍に逮捕されました!」

なんでよっ!!
次の子供も生まれるというのに、会社もうまくいっているというのに、なんでこのタイミング…
脱税って…若手社員を夜間学校へ行かせるための奨学金なのに!
『ダネイボン』作った坂下食品が告げ口して仕向けたのか?
おのれ坂下食品…!!(世良風の怒号)


一週間、幸せと笑いでいっぱいだっただけに、この落差は本当に辛いです…
萬平さんまじピーチ姫、とかふざけてみたりしましたが、辛いです。
来週からは菅田君演じる東太一がついに登場。
彼の活躍により、早く萬平さんが釈放されることを願います。