心も満腹になり隊

第99作目の朝ドラ『まんぷく』についての感想ブログです。最高の夫婦を見られて満腹!!楽しかったです♡

『まんぷく』第16週 感想

第16週についての感想です。
ドラマ内で出てきたセリフは曖昧な部分があります。
本来のセリフから意味や雰囲気がかけ離れていた場合は、教えていただけると助かります。

もし、まだドラマを見ていないという方で、ネタバレされるのが嫌という方は、ここで引き返してください。













(↓↓↓)














【第16週】あとは登るだけです!

○なんともちぐはぐなやり取り

自宅と土地を担保に入れたことに納得していないという鈴さん。
うん。そりゃあそうでしょうよ…
道頓堀の母の占いの話にまでなって、ネガティブ発言にうんざりしてたんでしょうけど、福ちゃんはもうちょっと鈴さんとの会話を真剣にした方がいいよ…(まぁ母親の話をスルーしたいという気持ちも分かりますが)( ̄▽ ̄;)
遊びに来た克子姉ちゃんとタカちゃんにも、担保の話をしようとする鈴さんですが、それどころではない二人…
美人画のモデル、奈保美さんのことで頭がいっぱいなようです。
会話がすれ違いまくっていて、いつかの福ちゃんと鈴さん、福ちゃんと恵さんの時のようでしたね。

ところで楽天家というのは克子姉ちゃんよりも福ちゃんの方が当てはまっている気がするのですが。
人物紹介に『生来の楽天家』って書いてありましたしね。

○梅田銀行の喜多村さん

理事長宅を担保にしたと聞いて苦言を呈していましたが、実際に万能調理器を見たことですっかり虜に…!
そしてまさかの融資決定!
ベロンベロンに酔っぱらいながらお酒を酌み交わす萬平さんと喜多村さん…(あとの展開を考えるとツラい…)
おいおい大丈夫か二人とも…と思ってましたが、どうやって帰ったかは覚えていないけど、ちゃんと帰れていた上に、萬平さんが支払いしていたんですね(奇跡!)

幸「なんで笑ってるんお母さん?」
源「何かええことあったん?」
福子「せやかて、お父さんの夢が叶うんやもの」

福ちゃんも嬉しそう!(あとの展開を考えるとツラい…)(二回目)
ところですみません…喜多村さんが萬平さんに連れられて織田島製作所を訪れた時、なんであの場に神部くんもいたんです…?
昼間かと思ったんですけど、仕事終わりの時間に行ったんでしょうか???

○一級フラグ建築士

鈴「占い通いは止めました。萬平さんの仕事が上手くいってるようやから、この家も取られなくて済みそうやし」

真一「いやぁ、穏やかで平和な日常とはこのことですね」

二人とも盛大なフラグを立てるのはやめなさい!!
鈴さんのセリフのあと鳴った黒電話が恐怖でしかなかったよ…!
まぁその電話は香田家のゴタゴタの件で、立花家に降りかかる不穏な展開は真一さんのセリフの直後でしたけども!(真一さんはほんと盛大なフラグだったわ…)
ところで鈴さん、占い通いってそんな頻繁に占ってもらっていたんでしょうか?(笑)

○梅田銀行からの融資援助終了

喜多村さんが左遷させられて、新しく池田信用組合の担当になったのは、なんともまぁ…いかにも厳しそうな矢野さん。
方針が変わったということですけど…あの…融資を終了するだけでなく、今までの融資金も回収って…そんな急に起こるものなんですかね?
詳しくないので分かりませんが。

いつもよりも早く家に帰った萬平さん。
福ちゃんに状況を伝える顔が険しい…

福子「この前、お母さんが言うてました。占い師に、萬平さんは大器晩成って言われたって。まだまだです、萬平さん。どんなことが起こったかて、最後はうまくいくんです。萬平さんは大器晩成。私は信じてますから
萬平「ありがとう、福子」

福ちゃんの顔が優しいー!!
ほんと…家差し押さえになるかもって考えたら、というかその前に、担保に入れたいって言われた時点で、離婚するか激怒するかしてもおかしくない状況なんですよね。
占いの結果を鈴さんから聞いたときも言っていましたが、鈴さんは大器晩成と聞いて「今はダメってこと」だと捉えていますが、福ちゃんは「後から良くなる」とポジティブに捉えているんですよね。
楽天家ということもあるかもしれませんけど、萬平さんの才能を信じ尊敬しているからこそ、萬平さんについて支えていくと決めているんですね。
福ちゃんに励まされて小さく「うん」って呟いた萬平さんが可愛い〜〜(*´ω`*)

差し押さえになるかも、ということは鈴さんに内緒にしておくとのことですが、確かに今話したら、鈴さんは大騒ぎで子供達の前でも遠慮なしに色々言いそうですね( ̄▽ ̄;)

○プロモデル 奈保美さん

奈保美さんが裸(上半身)になっていたということで、本当に間違いが起こるのでは、と不安な克子姉ちゃん。
一度福ちゃんと鈴さんが押しかけて忠彦さんvs女性5人という図になっていましたけども、忠彦さんとしては真面目に職業画家として描いていたと主張。
うん…それは何もおかしくはないです。
忠彦さんとしては、画家である自分の仕事を妻や娘達に理解してもらいたいと思っているはずで、克子姉ちゃんも画家の妻としてどんっと構えるべきだったとは思います。
お金もあるのでしょうし、モデルをプロの人に頼むのは当然でしょう。
ただやはり、克子姉ちゃんも言っていましたが事前に言っておいた方が良かったと思いますし、これまでそういう絵を描いてこなかった忠彦さんが同じモデルさんと何日も部屋に籠っていたら不安になるのも分かります。
結局は何もなく、二人はプロの画家とモデルとして仕事をしていただけなわけですが。

奈保美「先生が描いてらっしゃる間はいいんです。でも、休憩に入るとずっとご家族の話ばっかり」
「正直奥様へののろけ話には閉口しましたわ」

奈保美さん、こういうのに慣れているんですかね。
不安そうな顔をしている家族に気づいて、フォローもしてくれるとは…!
そして忠彦さんは、家族の前で口には出さないだけで、やっぱり家族への愛情が溢れているんですね。

克子「女の背中を描きたいんやったら私が脱ぎます!」
タカ「それは私はちょっと…」
吉乃「私も…」
鈴「そしたら私が!」
福子「お母さん歳考えて!!」

忠彦vs女性5人のときのこの流れ…最後の福ちゃんのツッコミが最高でした(笑)
あと鈴さん、「自分の旦那様を信じなさい」って尤もなこと言っていましたが、少し前までは「間違いが起こったらどうするの」って言ってましたよね?(さすが鈴さん)(笑)
何はともあれ、香田家の問題は片付いて良かったです。

鈴さんから今回の話を聞いて「モデルって何?」な源ちゃんと幸ちゃん。
100円札の話でもピンと来ず…
すると福ちゃんが持ち出したのは、あのダネイホンの看板!
「おい福子!」と黒歴史(笑)を持ち出されて嫌そうな萬平さんに笑いました。

福子「そう。たくさん食べてください。萬平さんよく言うてたやないですか。人間どんな時も、食べることが一番大事やって」
萬平「そうだな」

差し押さえの可能性に落ち込んだ様子だった萬平さんに、福ちゃんからのこの言葉。
夫婦のテーマの一つですもんね。
そのあと子供達に向けてダネイホンポーズを真似る萬平さん(!?)
突然何するんですかこの人は…(笑)

取り付け騒ぎと差し押さえ

梅田銀行から資金回収を求められていることを噂で聞いた市民達による取り付け騒ぎ
噂はどこからどう広がるか分かりませんね…
そしてついにやってきた差し押さえ…
真一さんもいるとはいえ、突然険しい顔の大人がたくさんやって来て、家の至るところに紙を貼られて、源ちゃんも幸ちゃんも怖かったでしょうね…
それにしては聞き分けが良すぎなような気がしましたが、お母さんお父さん、おばあちゃんの様子を見て何か察したんだとしたら悲しすぎます…
もしくはよく分かっていない可能性もありますが…
家を引っ越すだけだ、とか。
鈴さんは今後克子姉ちゃんの家へ。
鈴さん…真一さんを悪の手先とか言わないであげて…
あ、あと先週書き忘れていたんですけど、萬平さんがいつの間にか「克子義姉さん」呼びしててテンション上がりました(笑)
また居候させてもらうのはさすがに…気が引けますよね…

福子「ほんまは怖いの。どこまで萬平さんを支えていけるか、子供達を守っていけるか、不安でたまらないの。萬平さんには、言わんといてね。誰にも言わんといてね…」

萬平さんを信じて励まし、明るく振る舞っていた福ちゃんですが、本当は不安だったんですよね。
親友である敏ちゃんの前で、いつかの時のように泣ける時間があって良かったです。

世良も世良なりに福ちゃんを励ましてくれましたが(大きな声で何てこと言うんや世良ぁぁぁ←鈴さん風)、偽物も見抜けないとは…
どうしたんだ世良…アメリカ行きすぎて勘が鈍ったか!?
例のウルトラビッグカレーのあまりの盛りっぷりには笑いました。
あとしのぶさん…腰痛めてるなら布団で休んでください…(゚□゚;)

○理事長退任

資金が担保と金庫から回収しきれない場合、組合員から回収するという梅田銀行…
えぇ…なんという厳しさ…
それを避けるため、そして池田の産業を守るため、萬平さんは単身梅田銀行へ。
理事長として、融資先、そして信用組合の職員を守ることを考えたんですね。
梅田銀行から融資終了の知らせを受けたときも、気持ち的には織田島製作所に融資したくはあっても、他の融資先の存在を忘れていなかったことに私は感動していたのですけども(それが当たり前のはず 笑)
この案が最善かどうかはともかく、萬平さんなりに理事長として最後の仕事をしたのかなと思います。

萬平「織田島さんが僕にモノ作りの楽しさを思い出させてくれました。本当に感謝しております」

これが本心なんでしょうから、萬平さんは理事長よりも、やっぱり発明家として仕事をするのが良いと思います。
ただ神部くん…萬平さんのこと好きすぎじゃないか…
タカちゃんがまた寂しい想いをしないかと心配で仕方ないんですけど…( ̄▽ ̄;)

○0からの再出発

福ちゃんが敏ちゃんと一緒に見に行って決めた次の家。
あの立派な家から、一気に落ちてしまいますが、萬平さんも子供達も気に入ってくれるだろうと。
野菜も作れる、とポジティブ思考な福ちゃん。
私は福ちゃんのこういうところが好きです。

萬平「たくさんの思い出があるなぁ」

柱につけた、源ちゃんと幸ちゃんの身長の傷を見ながら、8年暮らした家で最後の時を過ごす立花家4人。
視聴者が一緒に思い出に浸れないのが残念なところ…(ダイジェストで良いからやっぱり見たかったなぁ)
4人でちゃぶ台を囲んでご飯を食べるシーンは、これまでの家族のシーンと同じように、何だか微笑ましかったです。

リヤカーに荷物を乗せて、源ちゃんと幸ちゃんもそこに乗って(かわいい)、萬平さんがリヤカーを引いて、福ちゃんが横に並んでついていく。
ツラいですけど、家族4人とも笑顔でいることが何より救いです。
源ちゃんと幸ちゃんがこれからの生活に失望しなければ良いのですが…
昭和32年暮れ…第15週の始めから約2ヶ月の出来事が、この二週間だったんですね。
ともかく47歳の萬平さん、0からの再出発です。


小説版の上巻はこの16週まで。
これからの展開は分かりません(下巻も買う予定ではいますけども)
史実も大体の内容しか知らないので、具体的にどうやって大発明へと繋げていくのか気になっています。
そういえば福ちゃん、萬平さんが理事長になると決める前に、夢で咲姉ちゃんに「もし失敗したら私が働く」って言っていたんですよね。
実際は理事長夫人の間も働いてへそくりを貯めていたわけですが。
このへそくりを使うということになるんでしょうか?
来週の予告では源ちゃんの叫びが一番気になるところですが、いよいよラーメン開発へ向けて、楽しみです。