心も満腹になり隊

第99作目の朝ドラ『まんぷく』についての感想ブログです。最高の夫婦を見られて満腹!!楽しかったです♡

『まんぷく』第4週〜第5週 感想

第4週〜第5週についての感想です。
ドラマ内で出てきたセリフは曖昧です。
すみません。雰囲気で感じ取ってもらえれば…
本来のセリフから意味や雰囲気がかけ離れていた場合は、教えていただけると助かります。

もし、まだドラマを見ていないという方で、ネタバレされるのが嫌という方は、ここで引き返してください。












(↓↓↓)










【第4週】私がみつけます!

○一年での変化

福ちゃんと萬平さんが結婚して一年後からスタートした第4週。
入隊した真一さんに忠彦さん、竹ノ原くん、野呂さん、世良さん、そして第2週の時点で連れていかれてしまった蘭丸…
視聴者は皆、彼らが無事に戻ってくることを全力で望んでいますが、世良さんに関してだけは「君は何が何でも絶対帰ってくるやろ?」というスタンスなのがさすがですね。
ある意味圧倒的な信頼のもと生き残ると確信されている世良さん(笑)

そして、この週一番の驚きと言っていい出来事。
保科恵さん、改め、牧、恵さん!!
正直、前の週では牧野呂どちらかではなく第3の男と結婚しそうだな、と思っていました。
世良さんともありえるんじゃないかな、とか。
いやー、そうか。牧さんか。
でもマキゼンさん(唐突に略した)、咲姉ちゃんのことを知って漢方薬をくれてましたし、恵さんキッカケとは言え福ちゃんのことは本気で心配してくれていたと思いますし、優しい人だと思います。
歯医者さんなので頭も良いでしょうし、落ち着きが出たことでふと好きになってしまうのも分かる気がします。
ただ、そうなってしまうと可哀想なのが野呂さん!
ますます無事に帰って来てほしいし、素敵なお相手を見つけてほしいです!!
何なら牧夫婦の家に何度も足を運んで牧チャイルドに懐かれる、という展開でもいいと思います。

萬平さんと福ちゃんの会話にも変化が!

萬平「福子がいつも工夫してくれるから、毎日食事が楽しみだ」

「福子」って呼び捨てにしてる!!
結婚前に引き続き敬語でさん付けかと思ってたら…
ツイッターではぷく絵のタグで、呼び捨てまでの経緯を皆様が妄想でたくさん描いてくださっていて、どれを見てもとても楽しくていいね押しまくっていました。
私も妄想をしてみて、「今井さん」から「福子さん」が割と切り替え早かったので、意外と呼び捨てもすんなり呼んだのでは?とか一瞬思ったのですが、それだとあまりにもつまらな…いえ、失礼。
結婚前の萬平さんの様子からは想像つかない、ということで…徐々に呼び捨てに慣れていった(最初の頃は後から小さくさん付けしてそう)というのを推したいと思います。
結婚前も、釈放後は敬語取れている時がありましたし、よくよく考えれば、福ちゃんの方から結婚したなら敬語もさん付けもやめてください、とか言いそうですね。

○炸裂する萬平砲!!

福子呼びも大分アレですが、この週はなんと言ってもこれ!

萬平「 お い で 」

なんなんだ萬平さん。なんですかこの優しさと色気溢れる低音ボイス。
一年の間に色々成長しまくりじゃないですか。
しかも浴衣に沿った腰と尻のラインが…あ、いえ何でもないですごめんなさい反省しています。
いやもう、ほんと…恐るべし長谷川博己
おいで砲というタグまで出来て、しかもそれがネットニュースになっていたのには驚きました(笑)

このシーン、鈴さんに子作りを急かされてからの

福子「お母さんが言うてたことは、気にしないでくださいね。萬平さんの子供は欲しいけど、私はいつでもいいと思ってますから。何より萬平さんの身体が元通りになるのが先です」

っていう言葉があってからの「おいで」ですからね!
おいで言う前に仰向けになった萬平さんと目が合ったとき福ちゃん嬉しそうに笑ってます!可愛い!
更に寄り添った福ちゃんの肩を抱きながら萬平さんのこの言葉!

萬平「お前はいい奥さんだ。僕は幸せだよ」

この夫婦推せると再認識しましたありがとうございます。

ところで、二人の夜の営みが過去あったかなかったかどうかですが…
私は、『数回チャレンジしようとするも萬平さんの身体が悲鳴を上げ断念、結果福ちゃんが身体第一を主張して萬平さんは心情的には生殺し状態』という説を推しています。

萬平砲は翌日回の疎開先でも!

萬平「ありがとう福子」
福子「いいえ〜」
鈴「どうして福子にだけ?」
萬平「役場で一番に医者のことを聞いてくれた。いつも僕の身体を気遣ってくれる」
福子「当たり前やないですか。私は萬平さんの妻ですよ」
鈴「でも私の娘よ。そうでしょう?」
萬平「そうです。福子は、お義母さんの娘で、僕の妻だ」

この後の萬平さん、口パクで「なっ?」って笑うんですよこの夫婦推せる(二回目)
呆れる鈴さん(笑)
二人の様子に戸惑いつつ、「はい」と嬉しそうに返事した福ちゃんが可愛いです。
「私の娘」vs「僕の妻」対決は今後も見られるといいなぁ(笑)

そういえば対決とは違いますが、疎開するかしないか揉めたときに「お義母さん、聞いてください」と説得しようとした萬平さんを全無視した鈴さんに笑いました。
夢の話云々をどうにか修正しようとした萬平さんは、理系の男性っぽさが出ていた気がします。

○まさかの電気ショック漁

月・火・水で視聴者を一気に虜にしてしまった萬平さんですが(笑)食へのこだわりと効率を重視するが故に常識はずれなことをする面も。
まさか電気ショック漁法で魚を一気取りするとは…
怒られたので謝るかと思いきや…

萬平「僕は謝らない。謝る理由がない」

いや、そこは謝れよ( ̄▽ ̄;)
謝る理由あるよ…!
でも誰かのツイートで見ましたが、萬平さんには「違法だから」と言うより「川の生態系が崩れるから」とか言った方が確かに聞いてくれそうですね。

渋々謝ろうとしたときの「申し訳…」と、勝手に電気をひいたことを指摘されたときの「え?」のトーンが完全にめんどくさい人で福ちゃん頑張って…!

赤紙と腹膜炎と萬平さんの叫び

再度赤紙が来たときの萬平さん、福ちゃん、鈴さん、それぞれの反応がなんというか…
あれだけ文句を言っていた鈴さんも、いざ赤紙がくると黙ってしまうのは、それだけ萬平さんのことを義息子として想っているんでしょうね。
それにしても、鈴さんの夢の中の咲姉ちゃんが怖い!!
自分がずっと思っていたことを咲姉ちゃんに言われたことで、鈴さんにも罪悪感が出たのでしょうか…

ところが翌日、腹膜炎で苦しみ出した萬平さん。
仮病かどうかの問答のシーン、酷い義母になりかねない鈴さんなんですけど(いや、実際酷いんですけども)、ちょっと可愛いさも備えているあたり松阪さんさすがです。

薬と、鈴さんのお百度参りによって(多分)助かった萬平さん。
けれど、腹膜炎になったことと、入隊しても即日帰されたことで、萬平さんの心にある複雑な想いがより強くなったんですかね…
米軍の攻撃を目の当たりにしてついに爆発してしまった心の叫びは、聞いていて辛かったです。
そんな萬平さんを立ち上がらせるのは、他でもない福ちゃん。

福子「誰に何と言われようと、あなたには生きていてほしいの!戦争に行かなくても、お国の役に立てることはきっとあります」

萬平さんにとっては何よりも救われる言葉ではないかと思いました。
萬平さんの「人の役に立つ仕事がしたい」という想いにも直結していますしね。

それにしても、上郡の人達は本当にいい人ばかりでしたね〜。
モデルとなった百福氏が疎開先でよくしてもらった、という事実があったからだと思いますが、小説でもドラマでも、疎開というと住人から疎ましがられるという印象が強い気がしたので、こういう話ももっと出していってほしいです。


【第5週】信じるんです!

○不公平な時代

戦争が終わり、衣食住全て失った人が多くいる中、福ちゃん達家族は恵まれていたんでしょうね。
克子姉ちゃんの家が爆撃を免れたことで、住む場所は確保できたわけですから。
けれど食に関しては着物を売ることで確保しなければならず…
大事な着物を、しかも安値でなんて売りたくないという鈴さんの気持ちは分からなくはないですが、そんなことは言っていられない時代。

世良「ええも悪いもない。あるのは不公平だけや」

福ちゃんの周りが厳しい世の中とは少しずれている分、世良さん(さすが圧倒的信頼のもと帰って来た男!おかえり!!)の言葉は刺さりますね。
もちろん、そんな簡単に言い表せる状態ではなかったと思いますが。

○一杯のかけラーメンを分け合う夫婦

福子「萬平さんからどうぞ〜」
萬平「じゃ、いただきます。あー!うん!うまい!!」
福子「いただきます。う〜ん。おいしい〜〜。はい!」
萬平「いやいや、もっと食べろよ」
福子「かわりばんこぉ〜」
萬平「んー?そうかぁ?」

なんだこの夫婦かわいいぞオイ。
並んでいる間にラーメンデートのときのことを思い出していましたが、あの時から関係が変わっているのはもちろん、見た目も初々しかったです。
ドラマ内の月日の流れを感じさせられます。

直後に牧夫婦と再会!
福ちゃんにとっては、家族以外で初めて無事を確認できた友人二人だと思うので、あの感激っぷりなのかな、と。
この再会を見た後、もう一度二人でラーメンを分け合っているところから見ると、後ろに並んでいるマキゼンをしっかり確認できました(笑)

○家族総出ではんこ作り

発明とは違いますが、お金をかせぐためと、人の役に立てる仕事を兼ね備えたはんこ作り。
大繁盛であまりの注文の多さに、福ちゃんの話も耳に入ってこない面々…
福ちゃんが提案した「○っ○り」の言葉遊びで集中力が戻ってきていましたが、何より楽しそうでした。
「僕はもう2個思いつきました」と言った萬平さんにムッとしてた鈴さん…負けず嫌いですね〜(笑)
「そんなお義母さんにうっとり」は長谷川さんのアドリブとのこと(笑)

○神部君の登場と義兄達の帰還

香田家に泥棒に入った神部くんは、戦争で家も家族も職も失ったと…
大阪帝大を出た人が、そこまでどん底に落ち泥棒になってしまうような事態なんですよね。
先程も書きましたが、福ちゃん達が恵まれている方なので、こういう人が出てくると戦争の悲惨さをより強く感じます。

ようやく帰って来てくれた義兄達!
帰って来てくれて本当に良かったよ…!!おかえりなさい!!
けれど、忠彦さんは敵の照明弾を受け色が分かりにくくなったと。
もう絵は描けないと言っていましたが、やはり画家、分からないなら分からないなりの絵を描く、と。
それを聞いて喜んだ克子姉ちゃんは、やっぱり画家である忠彦さんの妻なんですねぇ。
「かたぎの勤め人になるんやなかったの?」と嘆く鈴さん…そういうところだぞ…( ̄▽ ̄;)
真一さんは人が変わったように明るくなっていて、同じ地獄を見てきた忠彦さんは、一番その理由を察しているんですね。
預けていた桜の絵を見て泣いた真一さん…自分を取り戻したみたいな気がしました。

一方、戦争に行っていない萬平さんは、神部君や義兄達から思うことがあったようで…
福ちゃんと二人でいるときにそれについて話しているのが、なんか良いですね。

○加地谷さんとの再会

福ちゃんと萬平さんが寄り添いあいながら歩いた(身長差が最高!)闇市で再会したのはなんと加地谷さん…!
加地谷さんを見る福ちゃんの顔が…さすが安藤さん。
こういうときの表情でもぐっと引き込まれます。
「俺はもう日陰で生きていく」と言った加地谷さんにはんこを贈る萬平さん…
萬平さんに対して再度敗北を感じ、感謝をしたのではないでしょうか。
「お前だって加地谷さんのことをかわいそうだと思ってるんじゃないのか?」と言う言葉に対して何も言わない福ちゃんに、何でも察しているというような萬平さんの顔が好きです。

ところでこの風呂場のシーンですが、やはりというか反省会行きの人がたくさん(笑)
えぇ、私も行きました。
何故白濁しているんだ、とか、由美○おるか、とか、色々反省ツイートは面白かったんですけども(笑)一部、入浴シーンが必要なのかという声も見かけました。
それについては私も、サービスシーンは時々あるからこそ興奮するわけで、「こうすれば喜ぶだろ?」と過度に挿入してこられると腹が立つと思っていますが(笑)
この週の2回の入浴シーンは、夫婦が二人きりで話をするため、というのが一番あり得そうな理由かな、と。
居間や台所では誰かしらいて二人きりにはなかなかならないでしょうし、寝室は鈴さんもいますから。
1回目は、はんこ屋をすることになって居間で寝ていた鈴さんが夫婦の寝室に移動してきた後で、2回目は、アトリエを神部くんの寝床にして鈴さんが戻ってきた後だった気がするので。
2回目のときは薪の番をしていた神部くんに聞かれる形となりましたが、そういうための時間かな、と。

○夫婦のちょっとしたあれこれ

最後に、上で書ききれなかった立花夫妻について感じた萌えポイントや笑いポイントを…(笑)

すいとんを大福餅と思って食べることを提案した福ちゃん。
結果駄々滑りしていましたけど、目を瞑って大福餅を想像するとき萬平さんちょっと微笑んでいたんですよ。
妻の提案を微笑ましく聞いていたんでしょうか?

泉大津に移ることを提案した萬平さん。
「確か福子の友達の…」と言っていましたが、ハナちゃんの話は、「○っ○り」の言葉遊びをする前に福ちゃんが一人喋り続けていたときにしていたもの。
後から福ちゃんが萬平さんにもう一度その話をしたのかもしれないですが、そうでないなら、あの時萬平さんは作業しながら福ちゃんの話をちゃんと聞いていたんだなぁ、とほっこりしました。

寝ているとき、福ちゃんが寝返りをうって萬平さんの喉付近に手が直撃することがありました。
結構な勢いで見ているこっちが「痛ぁーっ!」と叫んだくらいなんですけど(笑)あれで起きなかった萬平さんすごいですね…
二度目は寝返りをうっても萬平さんに当たらず、そのままあちこち手で布団を叩いて萬平さんの不在に気づいた福ちゃん。
もしかして萬平さんの存在をあぁやって確認してるんですかね…?

一部ではプレッシャーを感じるのではないか、と言われている福ちゃんの「あなたなら大丈夫」「あなたは発明家」といった言葉。
確かに、言われ過ぎると逆に追い込まれてないか心配になりますが、これまでのところ福ちゃんがそれを言うのは、萬平さんが落ち込んでいるとき、不安を感じているときのように思います。
福ちゃんに対して苦労をかけていると情けなく感じているような描写はありますが、萬平さんは福ちゃんの言葉を聞いて微笑んでいるので大丈夫そうかな、と。
今のところは、自分を信じてくれている福ちゃんのためにも、とモチベーションが上がっているのだと思っています。