『まんぷく』第25週(後半) 感想
第25週の後半についての感想です。
ドラマ内で出てきたセリフは曖昧な部分があります。
本来のセリフから意味や雰囲気がかけ離れていた場合は、教えていただけると助かります。
もし、まだドラマを見ていないという方で、ネタバレされるのが嫌という方は、ここで引き返してください。
(↓↓↓)
【第25週】できました！萬平さん！【第143話〜145話】
〇萬平さんまじ萬平
ナッツの容器のことで、見舞いに行くことをすっかり忘れたんじゃないかと心配していたんですけど(ごめん)、福ちゃんと一緒に鈴さんの見舞いに来た萬平さん。
ですが、話の内容がカップの大きさやフタをどうすることにしたのか、といった仕事の話ばかり(・・;)
萬平さんは本気で、仕事が順調に進んでいることを話せば鈴さんも喜んでくれるはず、って思ってるんですよね。
そりゃあ確かに、まんぷく食品が順調であれば鈴さんとしても不安要素は減るでしょうけど、今、入院している鈴さんが聞きたいのはそういうことじゃないですよねぇ！
いつものように不満をこぼすのではなく、「良かったわねぇ」と言って萬平さんをさっさと仕事に行かせようとする鈴さんに笑ってしまいました。
福ちゃんだけになると、また弱気な発言をし始めましたが…
鈴さん、咲姉ちゃん達の夢の後に、孫娘3人の夢も見ていたんですね(￣▽￣;)
夢の中の3人が信号機カラーでアイスを食べているのにも笑いますし、鈴さんが絵を描くというシチュエーションが、咲姉ちゃんの夢枕と違って、いつも以上に夢感がありました(笑)
鈴さんには悪いですけど、ネガティブモードだと何故か「まだ大丈夫」と思ってしまいますね。
源義経様が三途の川で…とかいうのも、ただ甲冑身につけた人が川の向こうで何か叫んでたっていう夢なんじゃないかと…
いやもう本当に鈴さんには最後まで元気でいてほしいんですよ。
そうであってほしい！
○名木くんの成長(？)
忠彦さんに、再度自分の絵を見てほしいという名木くん。
すみません。前回のカボスのやつと、大して変わらないんじゃないかとか思ってしまいました。
でも忠彦さんが「良い。センスがある」と言うなら、忠彦さんの影響を受け、純ちゃんという彼女が出来た結果、とかそういうことですかね…(ごめんなさい)
でも、褒められたというのに今回も泣く名木くん(！？)
叱っても(？)褒めても結局泣くのか彼は(笑)
「なんで泣くんや名木くん！？」という忠彦さんの叫びにも笑いました。
感慨深く、「愛の力」だと克子姉ちゃんと娘達が話していますが、まさかのこのタイミングで忠彦さんが地雷投下！
忠彦「僕の場合は、戦争体験やったり、秀子から受けたインスピレーションやったり…」
「あれは衝撃的やったぁ」
いや…そりゃあ衝撃的でしたけども！！
忠彦さんが言いたいのは、おそらく恋愛によって画風が変わったとは思っていない、ということだと思うんですけど、克子姉ちゃんにしてみれば、『克子がいなくても大丈夫やった』と言われたようなものでしょう。
しかも、よりにもよって『秀子』からは影響を受けたと…それはそうなんですけど、克子姉ちゃんの前でそれを言ってはいけなかったですよ忠彦さん！！
ご飯作らない宣言に慌てる忠彦さん…白薔薇にでも行ったらどうだろう？(笑)
過去の発言から忠彦さんは、売れない頃から支えてくれた克子姉ちゃんに感謝しているのは間違いないですし、自覚がないだけで、克子姉ちゃんと出会って結婚したことで何かしら影響は受けたんじゃないかと私は思いますけどね。
○カップへの麺の入れ方
密閉できるフタも完成(そんなにすぐ出来るものだったのか！)、シュリンクパックで包装することも決定、あとはデザインのみか…と思いきや、なんと麺の下部の荒い部分が割れやすいということが判明。
ですがそれも、小さいカップに麺を入れてしまうという福ちゃんのミスから萬平さんが思いつき解決！
ミスから思いつくという発想力がやはりすごい萬平さん(*´∀｀)
早速皆に話しますが「夕べ母さんと二人で考えたんだ」という萬平さんに「ずるい…」とぼやいた源くんに笑いました。
源くん…少し前まではやる気のない新入社員だったのに、今ではこんなにやる気に満ち溢れていて…(感動)
○腸が破れた！？
福ちゃんと幸ちゃんがお見舞いに来て(福ちゃん、仕事の話は鈴さん嫌がるの分かってて言ってる？笑)、鈴さんも「早く帰りたい〜」って言って安心してたら、鈴さん再度の腹痛！((( ；ﾟДﾟ)))
開腹手術は何とか成功したらしいですが、お医者さん曰く「大腸憩室症という命にかかわる病だった」と((( ；ﾟДﾟ)))
いや…ほんと…すぐに手術してもらって良かったですね…！
このお医者さんはヤブなのかそうじゃないのかよく分からない感じですが、言ってることが本当なら手術の腕は良いのではないかと…
大介「そやな。まだまだどうなるか分からんでぇ」
忠彦「えらそうに言うな」
大介くん忠彦さん、和ませてくれてありがとう(笑)
目を覚ました鈴さんは「切腹したの？」だの「私は死ぬの？」だの混乱していて無理もないと思いますが、「福子〜」と福ちゃんに甘えているのが可愛らしかったです。
孫娘家族がお見舞いに来た頃には、いつものように文句が出ていたので、ちょっと安心しました。
あと、ここで岡さんが、1970年代の話になってから初めて鈴さんと同じシーンで出てきたので、改めて、吉乃ちゃんと結婚したんだなぁと再認識出来ました。
それから、少し後のシーンでは世良さんもお見舞いに！
「わざわざロサンゼルスから来た」と嘘をついて夜にやって来た世良さん(笑)
「それは、詐欺師のセリフですぅ」という鈴さんが可愛らしくもありつつ、やはり元気がなさそうで…心配(´・ω・`)
世良さん、「100円は高すぎる」と伝言をお願いをするという企みはありましたが(笑)、鈴さんのことが心配なのは本心でしょうね。
でもそうかぁ…鈴さんと世良さんはあの闇市で出会ってから、25年もの付き合いになるんですねぇ。
○製造ラインの問題
森本「製造ラインに乗せた時に、おそらく、安定して固定させることが出来ないんです」
「こうやって、麺をカップに入れることになるわけですが、なかなか、麺がまっすぐに入りません」
「それに、まっすぐに入ったとしてもですね…まっすぐに入ったとしてですね…固定できないんですよ」(←笑)
森本さん一回失敗しましたね！？(笑)
落としてまっすぐに入らなかったから(本番で成功させるって難しいですよね…)、二回目はそっとカップに入れてもう一度セリフを言ったことに笑いました。
失敗してもそのまま演技でカバーする役者と、それでOKと判断するスタッフがすごいです。
むしろリアルで良いという場合もありますしねぇ。
で、この重大な問題を知り、何度も麺をカップに落としてみる萬平さん…
岡さんがパッケージデザインの話をしても、もう何も聞こえなくなってる〜(￣▽￣;)
ですがデザインは、まんぷくラーメン同様忠彦さんに依頼！
社長の希望と言うあたり前から話していたんでしょうけど、真一さんが忠彦さんに頼みに…お疲れ様です…(￣▽￣;)
一方、萬平さんは夕食の間も麺をカップに落とし続けるという迷惑な父親ぶりを発揮(・・;)
手作業ではないので、必ず解決すべき問題なのは間違いありませんけども。
幸「ベルトコンベア方式ってやつ？」
萬平「『やつ』なんて言い方はやめなさい。女の子なんだから」
幸「女の子って、もう大人よ」
萬平「二十歳になったばっかりじゃないか」
幸「21です」
萬平「……21！？」
娘の年齢くらい把握しときなよ萬平さん(。-∀-)
源「ん！このトマトおいしいよ、父さん」
萬平「お前は何でそんなにのんきなんだ。最後の最後でつまづいてんだぞ、『まんぷくヌードル』は！……あ、本当おいしいな！」
萬平さんまでそのギャグしないでくれます！？(笑)
何気ない(？)親子の会話が、こんなにもツッコミ所満載とは…
そして問題のカップと麺…
なんと萬平さんが見た夢からヒントを得て解決！
天地がひっくり返って落ちる夢って…これで思いつくという萬平さんはやはりすごい。
しかも、これは百福氏のエピソードをそのまま使用。
萬平さんの様子からして、まさに寝ながら考えると言えるくらい考えていたのでしょうし、百福氏もきっとそうだったと思うので、お告げのような夢を見て思いついた、というエピソードをそのまま使ったことは、個人的には良かったと思っています。
あと、このシーンのために天井が下になったセットを用意したとのことですが、実際の撮影現場はどういうカメラワークで撮ったのかなぁ、とか想像するのも楽しかったです。
長谷川さんの恐怖に満ちた顔も良いですねぇ(笑)
○名木くん初の大仕事
『まんぷくヌードル』のパッケージデザインは、なんと名木くんに任せることにしたという忠彦さん。
まんぷく食品同様、忠彦さんも若者を育成するという立場ですからね。
ですが名木くん、重圧に耐えきれず、白薔薇で唸っているという…(￣▽￣;)
アキラ「無理やないで！無理やったらな、香田忠彦画伯が君には任せん。出来ると思ったから任せたんや」
「絶対に失敗は許されんで」
しのぶ「名木さん、大丈夫。あなたなら、でーきーる。想像して。ここに、美味しい、美味しい、ヌードルが入ってる。萬平さんや、福ちゃんや、皆の想いがつまったヌードルよ。世界中の誰も、見たことがない、未来のヌードル！」
「名木さんには、どんな絵が見える？」
マスターは何で上げて落とすんや…(笑)
しのぶさんのそれは、ダネイホンの宣伝看板撮影の時の萬平さんを笑顔にする福ちゃんを思い出します(笑)
その結果、感受性の強い名木くんが何か見えたというから、しのぶさんナイスアシストですね！
○鈴さん退院！
手術後三週間で、お医者さんの言った通りほぼ順調に回復したらしく、鈴さんがようやく退院！
良かったぁ〜〜〜！！
退院おめでとう鈴さん！！
初めての入院と手術で気が滅入ったのか、家に帰って来ても声のトーンがちょっと落ち込んでる気がして(松阪さんさすが！)、少しずつ心も元気になってくれると良いのですが…
福ちゃん、幸ちゃんと一緒にソファで喋っているシーンが可愛かったですし、克子姉ちゃん、タカちゃん、吉乃ちゃんも来てくれて、女性6人でぎゅーっとくっついているシーンも良かったです。
萬平さんと源くん、神部くん、岡さん、忠彦さん、真一さんも、きっと仕事が終わり次第駆けつけたんでしょうね。
その賑やかなシーンを見たかったですけど(笑)、鈴さん、ゆっくり養生してください！
大介くんや麻美ちゃんも週末きっとお見舞いに来てくれるでしょう。
克子姉ちゃんのところの重之くん学くんも、入院中に見舞いに来たんじゃないですかね？(あれから出てきませんけど東京で就職したんでしょうね)
○『まんぷくヌードル』発売！
しのぶさんのナイスアシストのおかげで、デザイン案を描くことが出来た名木くん。
いやぁ〜どことなくカッ○ヌードルですね〜(笑)
萬平さんも「おお」と驚くデザイン、その場にいた皆も「すごく良い」と笑顔！！
「これで良い。ありがとう名木くん」という萬平さんの笑みに、また泣き出した名木くん(笑)
名木くんやっぱり泣くのかぁ〜と思いつつ、彼の成長ぶりがこれまで描かれていた分、感慨深くありました。
良かったね名木くん〜〜〜！！
デザインが出来て二週間後、ついに『まんぷくヌードル』が完成！！
ですが、これを100円で売ることにはまだ反対な世良さん。
確かに、100円で売り出すならそれに見合う価値を、具材があるということ以外で必要なわけですよね。
萬平「これからは、核家族化の時代です」
「家族揃ってではなく、個人個人が、好きな時間に好きな場所で、一人で食事をとることが増えてくるはずです。そういう時に、調理も片付けも簡単で安全な、インスタント食品があれば、『まんぷくヌードル』は100円の価値があると、皆理解してくれるはずだ。『まんぷくヌードル』は、100円。この方針は変えません」
時代の流れを見越して、こういう判断が出来るってすごい！！
男性一人でも、子供だけでも、もちろん熱湯注意ですが、手軽にササッと食べられるということですよね。
当時にしてみればなかなかに冒険した感はありますが、これが後に大ヒットしますからねぇ(笑)
世良さんには持ち前のセールストークで頑張って売り出して欲しいです。
ところで、「この方針は変えません」の萬平さんの表情で、ときめいてしまって申し訳ありません(in反省会)
価格も100円に決まり(世良さんしぶしぶ？)、とうとう『まんぷくヌードル』が発売！！
これをどうやって大ヒットに持っていくかが、最終週のメインテーマですかね。
ついに来てしまう最終週…
予告が色んな意味で辛すぎるんですけど、最後までしっかり見届けたいと思います！！
