心も満腹になり隊

第99作目の朝ドラ『まんぷく』についての感想ブログです。最高の夫婦を見られて満腹!!楽しかったです♡

『まんぷく』第23週 感想

第23週についての感想です。
ドラマ内で出てきたセリフは曖昧な部分があります。
本来のセリフから意味や雰囲気がかけ離れていた場合は、教えていただけると助かります。

もし、まだドラマを見ていないという方で、ネタバレされるのが嫌という方は、ここで引き返してください。













(↓↓↓)














【第23週】新商品!?

○11年後

鈴さんがようやく萬平さんを認めてくれた時から11年、大阪万博の年。
萬平さん60。福ちゃん50。鈴さん79。
いやー…皆さん老けましたね(言い方)
というか福ちゃん、仕草と姿勢が克子姉ちゃん(58)よりも上に見える時があるんですが…
萬平さんはメガネが変わりましたね!
しかも毎朝まんぷくラーメン…百福氏のエピソードからでしょうけど、朝はさすがに厳しくないか…いやもう本人がそれで大丈夫なら良いのでしょうが。
社長室にキッチンを併設してしまうわお茶汲みを自分でやるわ、やはり変わり者(by鈴さん)
お茶のすすり方には『あ、年とってる!』と思ったので長谷川さんさすがです。
鈴さんは相変わらず、好き放題言いたい放題(安定の「堅気の勤め人と」)しているようで安心しました(笑)
源ちゃん…いや源くん(23)はコネ入社でまんぷく食品社員…しかも学生運動で挫折して、就職浪人にはなりたくないから「入れてくれ」って…
幸ちゃん(21)は最新のおしゃれファッションを身に纏う大学生。
表情豊かなところが、福ちゃんに似ている気がします。
忠彦さん(62)は今や人気画伯(世良さんの手のひら返し最高〜笑)
弟子を取るまでになったなんて…名木くん(26)、初登場時は何の説明もなかったのでビックリしましたよ(笑)
まんぷく食品は大きな会社になりましたね!
そして専務の真一さん(62)は分かるとして、商品開発部部長が神部くん(49)、製造部部長が森本さん(47)、営業部部長が岡さん(46)って…!
皆出世しましたね〜でもあの微妙に味オンチな神部くんが商品開発部というのが不安です。
そんな神部家は未だにタカちゃん(39)が不満そうで…
神部くん、大介くん(11)のことはもうちょっと考えた方が良いかもしれないよ…
吉乃ちゃんは誰と結婚したのかとワクワクしていたら、まさかの月曜日は未登場…火曜日に岡さんと結婚したことが判明!
おめでとうございます〜!!しかも麻美ちゃんという子供まで!
森本さんは別の女性と結婚、そして岡さんとは今も仲が良さそうで良かったです。
塩軍団の時には想像出来ませんでしたよこんな素敵な未来!
世良さん(58)は相変わらず、いや、むしろパワーアップしたギラッギラッぷりで、世良バッジまでつけて日本とアメリカを行ったり来たり(笑)
ミュージカル見てもタイトルも内容も分からないのに「凄かった!」と言えるところがさすが世良さん(笑)
敏ちゃん(50)とハナちゃん(50)とは今も集まっているようで何より。
二人とも万博を楽しんでいるようですね(*´∀`)
福ちゃんは、萬平さんとは無理だし鈴さんを置いて一人で行くのは嫌という感じでしょうか。
あと木曜日の回には牧夫妻と好美さんと野呂さん!
今回も夫婦揃って同じポーズの「牧 (溜め) 善之介です」「牧 (溜め) 恵です」ですが(笑)、二人とも年を重ねたのが分かる風貌!!
ところで世良さんも牧歯科に通っていたんですね!(蘭丸の名前も久しぶりに聞いた!!)
けどそんなに背低くないですし(笑)、マキゼンとは福ちゃん達の結婚式で出会っていたはずですが、覚えていないのは無理もありません。
野呂さんのお店は繁盛しているんですねー!
でも、「全部缶詰めです」とかいう分かりにくい冗談は止めた方が良いと私も思います( ̄▽ ̄;)
好美さん、お元気そうで何よりです。
好美さんと結婚したおかげで、真一さんは更に面白い人になったと思いますよ(笑)

○11年経ってもラブラブ夫婦

萬平「もう僕は60だぞ。普通だったら引退してもおかしくない年齢だ」
福子「またまた〜敏ちゃんとハナちゃんが言うてましたよ。萬平さんはとても還暦には見えないって」
萬平「見た目の問題じゃない」
福子「考えてみたらどうですか?画期的な商品ですよ〜」
萬平「お前までそんな…」
福子「今までかて、そうやったやないですか。萬平さんはこういう時こそ力を発揮するんです。世の中の皆がびっくりして、パァッと笑顔になるようなものを発明するの。ほんまは引退やなんて考えてもいないんでしょ?まだまだやれると思てるんでしょ」
「私の旦那様はそういう人です」
萬平「……お前には敵わないな」

寝室では福ちゃんが萬平さんの腰を揉んで(おいで砲以来!?)、次は萬平さんが福ちゃんの肩を揉んで、相変わらず仲良しなことで♡
そしてアメリカでの出来事からカップ麺を思いつくくだりも福ちゃん発信!

萬平「お前はすごいな。すごいよ福子!

ほんとにねー(笑)
萬平さんの奥さんが福ちゃんで良かったと私も思いますもん(笑)

○新商品開発チーム

カップ麺(ラーメンでなくともカップを持って外で食べられるなら何でも良い!?)開発は若手の柔軟な発想で、ということで源くん含めて集められた4人。
西野くん(29)は食用油の研究(個人的に、西野くん役の馬場さんは神部くん役瀬戸くんと共演経験があるので同じ画面に映っていることに歓喜!)、久坂くん(25)は生物科学専攻、戸塚さん(26)は農学部出身の女性社員。
神部くん、塩軍団集めてきた時もそうだったんですけど、人選は良いんですよね(笑)
ただ問題は、彼らが萬平さんの要求についていけるのかということに…( ̄▽ ̄;)

○早くもスープが完成!

鈴さんから「家に仕事を持ち込まないで」と言われたばかりなのに、早速台所を占領して福ちゃんと一緒にスープを作る萬平さん(笑)
「行き帰りの時間がもったいない」って…
そういえば塩・ダネイホンのときも、まんぷくラーメンのときも、家兼職場のようなものだったから通勤時間とかなかったんですよね。
まんぷく食品が家からどれだけ離れているのか分かりませんが、その時間で考えをまとめられる時もあると思うのですが…
というか福ちゃんに手伝ってもらいたいだけでは!?(笑)
萬平さんは福ちゃんの感想を重視していますし、福ちゃんもすごく嬉しそうです。
一週間(!?)試行錯誤した結果、怒っていた鈴さんも「美味しい!」と笑顔になるスープが完成!(安定のさ○まさんのギャグ風 笑)
「あのスープは?」と後からまた欲しがったり、萬平さんを「応援します!」と言ったりする笑顔の鈴さんがとても可愛かったです!
神部くんがベロメーターと言っていましたが(真一さんも言っていてビックリしました!笑)、最終的には鈴さんの判定によるところが大きいですよね。

寝室でのシーンや試行錯誤中のシーンで、萬平さんは源くんの話になるとちょっと複雑な顔をしていましたが、萬平さんの教育方針は基本放任主義なのかなと思いました。
自分からやりたいと言ったことはやらせる、でもとりあえず大学は行っておけ、みたいな。
絶対跡継ぎに、とは考えていないから当然特別扱いもしないということでしょうね。
福ちゃんは、萬平さんの発明家としての仕事を、源くんにも幸ちゃんにも見てほしいと思っているのでしょうけど。
源くんが、まんぷくラーメンが出来た頃を覚えていないのは、今住んでいる立派な家での生活が長いからかなぁと思いました。
幸ちゃんもあんまり覚えていないような雰囲気でしたし。
でもそれはショックだなぁ…
貧乏になった上にいじめられたという嫌な思い出はあったとしても、ラーメンが出来た瞬間の感動は、正直二人にも残っていてほしかったです。
今回スープが、「あの台所で」出来たことで、何か感じるものがあったら良いのですが。
スープの原材料めちゃくちゃ多いですしね!
でも萬平さん、開発チームの社員達を焦らせるのは良くないですよ…
「はぁ?」と苛立った様子がなかなかのマッドっぷりだったので、『萬平さんまたか』って思いました(笑)(←いや笑うところではないですが)

○「カップ

新商品をカップ麺と呼ぶことにしたという萬平さん。
世良さんが「容器」という度に、真一さんがすかさず「カップ」と訂正する様が可笑しくて可笑しくて!
しかも段々語気が強くなっていくし…好美さん、こういうところです真一さんが面白いのは(笑)
正直、真一さんが面白すぎてほとんど会話が耳を素通りしたのですが(笑)、世良さんが「絶対失敗する」と言い切り、でもスープの味は「美味すぎる!」と絶賛だったので(安定の←二回目 笑)世良さんの土下座フラグが再び立ちましたー!(笑)

○やっぱり福ちゃん大好き萬平さん

萬平「頭の中にイメージはあるんだ、商品の。でもそれが、具体的な形じゃないんだ」
福子「萬平さんがまだ見えてないなら、社員の皆さんかて困りますねぇ」
萬平「福子が社員になってくれればいいんだ」
「お前が僕の考えを一番察してくれる」

萬平さんはまたそんなこと言ってーー!!
上司として向いてなさ過ぎるし、専業主婦の地雷は踏むし、失言甚だしいのに、福ちゃん好き過ぎる萬平さんありがとうございます!!
でも昼間、萬平さんと源くんにお弁当を届けに行った時(二人とも忘れるって!笑)、開発チームが苦戦しつつ頑張っているのを見た福ちゃんにしてみれば、彼らに任せるべきというのは当然ですね。
萬平さんはもう、まんぷく食品の社長という立場ですし、今後のことを考えると若手の育成は大切なことです。

萬平「分かったよっ!もう福子は頼らないよっ!」(←拗ねた!笑)
福子「え!?そ、それは嫌やぁ〜。手伝いたくないわけやないんです。むしろ手伝いたぁい」(←焦ってる 笑)
萬平「でも今…」(←拗ね顔!笑)
福子「スープ作りの時みたいに、萬平さんが家に持ち帰ってやる仕事があったら、喜んで手伝います。手伝わせてくださいっ!」
萬平「……分かったよ!」(←嬉しそう)

何この可愛い会話!!
萬平さん、拗ねたフリして福ちゃんの気を引くんじゃない!!(笑)
しかもこれ、また仕事を家に持ち帰るフラグ!!(鈴さんドンマイ)
若手社員の育成は真面目にそうするべきと思っていますが、いやもう本当にありがとうございます。
今回も枕が福ちゃんに寄り過ぎてるところもありがとうございます。
寄り過ぎてるから、枕下の明かりを点けた時に福ちゃんを起こしてしまうんですよ!(笑)

○幸ちゃんとレオナルド

幸ちゃんが万博で知り合い、家に連れてきた中にいたレオナルド。
外国人にラーメンを食べてもらうという機会を得た点については幸ちゃんナイスアシストですが…
レオナルドが家に電話をしてきたり、白薔薇で仲良く喋ったり、何やら良い雰囲気…
え、このまま恋仲になるんでしょうか…?
世良さん、面白がって邪魔するのは止めなさい!!(笑)
あとマスターのデタラメ英語が、ついにネイティブな人から指摘されてしまいましたね(笑)

○香田家によるアトリエor居間コント

香田家のシーンはどんどん面白くなっていきますね(笑)
まず忠彦さんの絵を見て、「カラスでカオスとエロスが表現されている」とかちょっと何言ってるのか分からない感を出してくる名木くん(笑)
しかも、自分で「カオスとエロスをカボスで表現してみた」という絵まで…
うん。それはダメだ。
忠彦さんが正しいのは明らかですが、それを聞いて泣き出し、来なくなってしまった名木くん(!?)

次に、麺を揚げる方法も家で行うことになったことと(やっぱり!笑)、幸ちゃんがレオナルドと仲が良いことを香田家で愚痴る鈴さん。

鈴「どうするの!?幸ちゃんが、結婚する、なんて言い出したらぁ!」
「幸ちゃんには、大きな会社の堅い勤め人と、結婚してほしいの」
忠彦「あぁ…お義母さんの持論ですね」

忠彦さん!!(笑)
更にタカちゃんは大介くんのテスト12点、忠彦さんは来なくなった名木くん、それぞれ悩みを愚痴るカオスっぷり!
でも噂をすれば何とやら、名木くんが髪をバッサリ切って再び来訪!
「もう先生の真似はしません!」と言っていますが、髪型や服装が忠彦さんそっくりなんですけど(笑)
ほんとアトリエコント、居間コントが最高です(笑)
あと、このシーンで気がつきましたが、香田家の居間は随分と色鮮やかなものがたくさん増えましたね。

○「あなたが足を止めてあげるべき」

萬平「君達は真剣に仕事に取り組んでいるのか!?来週までに必ずサンプルを出すんだ!!

あー…これはマズイ。
商品名は既に『まんぷくヌードル』と命名
幸ちゃんが連れてきた外国人の、ラーメンを食べる時の苦戦っぷりから麺の長さを短くして、福ちゃんが言った天ぷらの揚げ方から麺の量を少なくして試作したことで、麺の揚げ方の方法は確立。
けれど、開発チームがやはり萬平さんのペースについていけない…
神部くんも「社長は俺達に期待してくれている」だの「社長はやってるんや。やるしかない」だの…求めている言葉はそれじゃない感が( ̄▽ ̄;)
そもそも、神部くんがまとめ役としてもっと積極的に彼らそれぞれのサポートをして、仕事のペースについて萬平さんに進言するべきなのではないかと思うのですが…
まぁ、神部くんが言ったところで萬平さんが素直に聞いてくれる可能性は低いですが、せめて自ら福ちゃんに頼むとかさぁ…
先週ちょっとだけ上がった好感度が、また落ちましたよ神部くん(・・;)
結局真一さんが福ちゃんに…いつものパターン( ̄▽ ̄;)

源「天才なんや、父さんは。天才の考えることについていくやなんて、僕には無理や…」
福子「あなたは自分からまんぷく食品に入りたいって言うたのよ。お父さんの会社に入れば、贔屓してもらえて、楽できると思ったの?」
源「思てないよ」
福子「努力しなくても出世できて、いずれは社長になれると思てるの?」
源「思てないって!」
福子「そしたら簡単に弱音を吐くのはやめなさい!お父さんは考えて考えて、考え抜いてまんぷくラーメンを作ったんです。あなたの言うてることは、言い訳にしか聞こえません!

この福ちゃんの言葉も、賛否両論あったようで。
私は源くんの仕事に対する姿勢は、甘いなぁと思ってしまったので…
福ちゃんの言った、まんぷく食品に入ったら贔屓してもらえるとか社長になれるとか、源くんはそこまでは考えていないとは思いますが、何となくで入って何となくで仕事したら良い、みたいな考えのように思ってしまいました。
萬平さんくらい仕事に情熱を注ぐべきとは言いませんが、仕事に対する姿勢が他の社員とも違う気がしますしね。
スープを台所で作ったり、麺の揚げ方を模索したりする両親を見て、何か思うことはあったと思いますが、それを『天才のお父さんと凡人の僕は違う』と言われたら、その考えこそ違うだろうと。
萬平さんの発想力は天才的かもしれませんが、努力して色々と試行錯誤した結果、まんぷくラーメンが出来たわけですしね。
福ちゃんは、この言葉を言ったことを後悔していると思いますが、言ってしまったからには源くんを信じるしかないかなと。
難しいですね。こういうのは。

福子「源はやっと、自分の甘さに気づいたんやと思います。仕事の厳しさにも。そやけどそれはきっと、あなたの期待に応えたいと思ったからです。それに追い付かない自分に、腹が立ってるんです。私は、あなたが足を止めてあげるべきやと思いますよ」
萬平「……源だけを特別扱いするつもりはないぞ」
福子「もちろん」
萬平「僕があいつに教えてあげられるのは、仕事に対する姿勢だけだ」
福子「それで十分」

先週の「一人勝ち」のときもそうですが、福ちゃんの言葉に耳を傾ける余裕があって良かったです萬平さん(笑)(←笑うところではない)
福ちゃんの言葉を踏まえて、改めて開発メンバーに『カップ麺』が何故画期的な商品だと思うかを説明。
さりげなく世良さんのモノマネを披露しましたが、相変わらず関西弁が下手すぎるわ何故かしゃくれてるわ、ツッコミ所満載で、皆よく笑わずにいられましたね(笑)

萬平「『まんぷくヌードル』のカップには、3つの役割がある。まず、カップは、麺を保存する容器だ。そして、お湯を注ぐと調理器具になる。更に食べる時、食器になる」
源「確かに…」

確かに…!!
当たり前に日常にあるので、当然のように食器いらずで楽〜と思いながら私は食べていましたが、当時の感覚で言うと確かに画期的…!!

萬平「これは間違いなく、日本人の生活習慣を変える画期的な商品なんだ」
「急がなくていい。じっくりと考えてくれ。分からない時は、分からないと言ってくれ。迷ったら相談してくれ。皆で『まんぷくヌードル』を一緒に作ろう!

萬平さんの表情が前日よりも穏やかに…!
マッド化は今回も福ちゃんがきっかけで収まりましたね!!
開発メンバーの皆の顔つきが、もちろん源くんの顔つきも、萬平さんの言葉を聞いて変わったように思いました。


来週は皆で心を一つに、開発に取り組めるでしょうか!?
あと予告で名木くんがまた泣いていたんですけど(笑)、彼の成長にも注目したいところです。