心も満腹になり隊

第99作目の朝ドラ『まんぷく』についての感想ブログです。最高の夫婦を見られて満腹!!楽しかったです♡

『まんぷく』第22週 感想

第22週についての感想です。
ドラマ内で出てきたセリフは曖昧な部分があります。
本来のセリフから意味や雰囲気がかけ離れていた場合は、教えていただけると助かります。

もし、まだドラマを見ていないという方で、ネタバレされるのが嫌という方は、ここで引き返してください。













(↓↓↓)














【第22週】きれいごとは通りませんか

○怒りが収まらない萬平&真一コンビ

即席ラーメンで食中毒というニュース。
そりゃああれだけ雑に作られたバッタもんであれば食中毒も起こるでしょう(*`Д´)ノ!!!
既に他会社には警告文を送ったという真一さんが有能すぎて感心しましたが、猿渡の話になると言葉が汚くなってます( ̄▽ ̄;)
鈴さんもビックリですね(笑)
おまけに、テイコー食品に乗り込んだ萬平・世良・真一については「世良さんがいるなら大丈夫なんやない?(byハナ)」「真一おじちゃんは当てにならへん(by吉乃)」と、先週までの二人の評価が逆転しているのに笑います。

福子「あんな悪態つく萬平さん、初めて見た…」

福ちゃんが見ていないところ、主に獄中では結構悪態ついてましたけどね( ̄▽ ̄;)
それにしても、猿渡の開き直りとあの自信満々な態度に怒っているのは間違いないですが、偽福子ポスターにもかなり怒っているところが福ちゃん大好き萬平さんの萌えポイントですね(大変なときにごめん…in反省会)

猿渡「物作りは真似するところから始まるんや。芸術家は何かを見てピカッとひらめくんや。古今東西、偉大な芸術、発明はそうやって生まれてきた。大事なことは誇りを持って仕事をしてるかどうかや」

「真似したって言うたで…」と世良さんもビックリですね。
真似が必ずしも悪いわけではないんですけどね。
元発明家である世良さんも、この言葉にはよりいっそう怒ったのではないかと。
ただ猿渡の相手が面倒くさい、というのは何となく分かります。
けれど福ちゃんの頼みを聞いてあげてほしいなぁ…
喧嘩しろ、はちょっと違うと思いますが(「得意分野でしょう?」って福ちゃん、世良さんのこと何だと?笑)、相手との交渉は世良さんに、というのは良いと思います。
萬平さんのあの怒り方はちょっとよろしくないですものね…ああなったらダメなんですよね。
子供達も萬平さんの「クソッ!!」を聞いてしまったようですし。
福ちゃんと鈴さんが何とか誤魔化していましたが、言ってるそばから「クソッ!!」って聞こえたらどうしようかと思いました( ̄▽ ̄;)

○ようやく変われるか神部くん!?

仕事で帰宅が夜遅くなり、すぐ寝てしまうという神部くん。
正直、「早く帰ってきて」というタカちゃんの願いは、ちょっと行き過ぎじゃないだろうか?とも思うのですが(付き合いで飲みに行くとかあるだろうし)、連日タカちゃんの顔も大ちゃんの顔もろくに見ない、というのは神部くんに非がある気がします。
「子育ては女がするもの」というのと、家で妻や子供との時間を過ごさなくても当然、というのは同じではありませんよ神部くん。
あぁそういえばダネイホンの時の萬平さんもそんな状態でしたね…
忠彦さんから諭されて(某入浴剤のCMのよう!笑)、克子姉ちゃんからも怒られて(さすが、めちゃくちゃ怖い!)、ようやくタカちゃんに心から謝った神部くん。
そして翌日?数日後?約束通り早く帰ってきて、大ちゃんを抱っこ♪(笑った大ちゃんが可愛い可愛い!!)
このときの、三人で過ごす時間の喜びと大切さを忘れないでいてくれると良いですねぇ。

○特許取得で嬉しいはずが…

特許庁から呼び出しをくらった時はヒヤヒヤしていましたが、無事に特許を取得した萬平さんの製造法!
良かったですねぇ。
でも「ざまぁみろ!」って…嫌な流れになりつつあります。
福ちゃんも心配なのか、いつものように咲姉ちゃんの夢…と思ったら今回はまさかの野呂さんも登場!?
福ちゃんの中で野呂さんは一体どういうイメージなのか(笑)
そして、特許を主張されても諦めないテイコー食品は、今度は先使用権を主張!?
いやいやいや、絶対ないでしょ( ̄▽ ̄;)
けれど、それを証明しないことには、猿渡は頑なに認めない。
そこで鍵を握るのが、元まんぷく食品社員、坂部。
坂部…5倍の給金と言われるとそりゃあ目が眩みますね…
でもつまり、そこに愛は、ないな…(by某女将←笑)
社長含めて皆に詰め寄られて、自業自得ですが、少し可哀想ではあります(ほんのちょーっとだけ!)
けれど、それを裁判になったら証明してくれると!
これでテイコー食品は、手を引いてくれました!
良かった良かった…

萬平「勝ったぞ福子!これで『まんぷくラーメン』の一人勝ちだ!!

なんかモヤっとする…!
市場独占し、新しい工場を建てる話にもなって、まんぷく食品は軌道に乗っているのに、一人勝ちだと喜ぶ萬平さんにモヤモヤしている福ちゃん…
粗悪品で、子供達にはとても食べさせられないようなものが売られていることを問題視!

福子「こういう粗悪品が、まだお店にたくさんあるんです。それを、安いからって買うてる人がたくさんいるんですよ。私は、今でも忘れません。萬平さんのあの言葉」
「でも、今萬平さんは、その『皆』を、喜ばせてますか?『まんぷくラーメン』が出来なければ、こういう粗悪品は世の中には出回らなかったんです。萬平さんには責任があるんやないですか?」
「一人勝ちや!って喜んでる萬平さん、私は嫌いです」
「あの頃の萬平さんならきっと、大きな工場作ったり、『まんぷくラーメン』の売り上げを考える前に、こういう体に悪いもんが、世の中に出回っていることを、嘆いていたはずです。何とかしなければと、思ってたはずです」

福ちゃんに「嫌いです」と言われてさぞやショックだったかと(笑←笑うなよ)
「『まんぷくラーメン』が出来なければこんな粗悪品は出なかった」と言える福ちゃんが凄いです!
福ちゃんは、根菜切断機を見せてもらったあの時の、萬平さんの信念に惚れたんだなぁ、と何度も回想を見てより強く感じるわけですが、そんな萬平さんに戻ってほしい、と。
どうしたら良いのかは分からないけれど暴走する萬平さんに、こうであってほしい、と優しくしっかりと伝える福ちゃんの言葉と口調に『さすがヒロイン!これがマネジメント能力…!』と感動しました。
それに対して、怒るでもなく、反論するでもなく、しっかりと考える萬平さんは成長しましたね(笑)

○特許開示!!

萬平「『まんぷくラーメン』の製造法を、他社にも使わせるんです。その代わり、特許使用料をいただくんです。でもそれは、高い金額ではありません」
「『まんぷくラーメン』は美味しいし、体に悪いものなど一切入っていません。でも、『まんぷくラーメン』より安いという理由だけで、他の粗悪なラーメンを買っていく人達がいるんです」
「即席ラーメンはまだ生まれたばかりの産業です。粗悪品が出回っているせいで、即席ラーメンは体に悪いなんて思われてしまっては、そりゃあうちにとっても不利益でしょう?僕の言ってることが分かりましたかお義母さん?」

福ちゃんの言葉を聞いて、考えてたどり着いた方法がこれ!
即席ラーメン業界の安心面を重視した上でのライセンス契約なんですね!!
鈴さんが度々「何の話!?」と言っていたのを、今回は聞いていたようです(笑)
世良さん(「なんやあの夫婦漫才は!」←笑)と鈴さんは不満そうですが、萬平さんの責任の取り方としては適切だと思います。
萬平さんの顔が前日の回とは全く違っていて、長谷川さんすごい!とも思いました。
けれどライセンス契約してくれる会社はなく…
安いからという理由でそこそこ売れている上に、「おたくの傘下に入れってことやろ!」と…なるほどそういうことになってしまうのか…(ダイアン津田さんここで登場!)
自分のところの商品で食中毒が出るかも、なんてどうでも良いと思ってるんですねぇ。
面と向かって「粗悪品」って言っちゃう萬平さんもどうかと思いますが(笑)

福子「世良さんがいてくださらなかったら、萬平さんはここまでは出来ませんでした。せやけど、私は、萬平さんにはきれい事を、正しいと思うことを貫いてほしいんです。それが出来なくなったら、萬平さんはもう、何にも作れません」
「萬平さんが純粋でいられたのは世良さんのおかげです。せやから、どうかまた、萬平さんの力になっていただけませんか。萬平さんの、そのきれい事を通してあげられるのは、あなたしかいません!」
世良「僕が立花くんの代わりにケンカせぇ言うんか?粗悪品作ってる連中を潰してくれ、いうことやないんかい!?」
福子「違います!潰してほしいとか、そういうことやないんです!
「ケンカしなくても、この事を収めることが出来るのは、世良さんならそれが出来ると思うんです!」

汚れ仕事ではなく、ライセンス契約をしてくれるよう、世良さんの立ち回りと商売力を活かして動いてほしいと。
福ちゃんも萬平さんも、それを出来る力はないから、世良さんにお願いするんですね。
胡散臭いところはあるけども憎めない人、そして萬平さんが持っていない商売人としての能力を持っている世良さんに対して、今までの感謝も伝えた上で頭を下げる姿に、またもや福ちゃんのヒロインとしての役割を感じました。

世良「しゃあないな。そこまで言われたら断るわけにはいかんやないか」
「そやけど、ひとつ間違うてるで。立花くんが今まで頑張ってこれたのは、きれい事を通したからやない。福ちゃんがおったからや」(ドヤァ)
アキラ「見てあの顔。今自分でええこと言うたて思っとるで」

世良さぁぁぁぁぁぁぁん!
ほんまに、ええこと言うた!!その通り!!
しかもマスターの言うとおりのドヤ顔をしてるのがさすが世良さん!!(笑)
奥さんには怒られてばっかりなのかー!(笑)

○一歩進んだ(?)三角関係

今週も岡森本コンビは、吉乃ちゃんにアピールしているようで空回りをしていて、何の進展もなさそうだなぁ、これはもしかして第三の男かな?と思っていたんですが(ごめん 笑)、神部くんに余計な報告をされた上に忠彦さんから「挨拶に来なさい!」と言われてしまったようで(笑)
でも本当に挨拶に来るところが可愛いですね!!(笑)
忠彦さんだけでなく、克子姉ちゃんも怖い顔してましたが(笑)
もうこのシーンが面白くて面白くて!!
告白したも同然なのに「折を見て告白しなさい!」とか(笑)
当の吉乃ちゃんは二人の気持ちに気づいていたのか分からないですが、忠彦さんと二人のやり取りにいたたまれませんよねぇ!
気持ちに正直に、素敵な人と結婚してほしいです。
「成り行きに任せて」という神部くんのアシストには、ちょっとだけ好感度が上がりました(笑)

○日本即席ラーメン工業協会発足!

世良さんの人脈により、元食糧庁長官の土井垣衆議院議員の力を借りることに!(リアル福ちゃんパパ〜!!)
現状を伝えて土下座して頼む世良さんがさすが過ぎて、それに倣う萬平さん〜(笑)

土井垣「粗悪品が無くなることによって最終的には、君達の会社が利益を得ることが出来る」
萬平「おっしゃる通りです。でも、我が社の利益が最優先ではございません。即席ラーメンという新しい商品が、安全で美味しい食品であるとお客様に認知していただくこと、日本人の食生活に即席ラーメンが浸透し、その便利さが多くの人達の助けになることを、私は望んでいるのでございます」

土井垣議員の見定めるような問いに、しっかりと答えられる萬平さんの信念の強さ!
福ちゃんが好きな萬平さんはこういう人なんですよねぇ。

土井垣「なかなか、面白い。面白いな君達」
「ならば、君達の業界をきちんと形にすることだ」
「即席ラーメンの業界を作るんだ。そこに入ることが、即席ラーメンの製造販売の条件とする。ただし、協会に入れば『まんぷくラーメン』の製造特許を、無償で使うことが出来る。そのくらいのことをせんと、業界は一つにまとまらん!」

そうか…産業全体のためには、これくらいのことをしないといけないと…
またしても世良さんが不満そうですが( ̄▽ ̄;)
製造法が限定された以上、どうやって他社との差を出すかという問題がありますが、他の会社も同じですね。
「初めて会った私達に、どうしてそこまで?」という萬平さんの問いに、『そりゃあもう娘が!』と突っ込んだ視聴者多数かと思います(笑)

○まだ50

粗悪品の問題は片付き、萬平さんも元の萬平さんに戻り(お風呂前に子供達とじゃれる萬平さん♡)、理事長時代の家も買えるほどお金が貯まった立花家!

鈴「たいしたもんやわぁ!お前の旦那様は」
あんたの萬平さんは、エライ!私の、想像をはるかに越えた、すごい人やった!
「私も、もうすぐ70。萬平さんは50。あなたは40。このまま、穏やかな余生を送りたいわぁ」

鈴さんが萬平さんを認めたーー!
素直に認めるなんて、と鈴さんの安否を心配する声多数ですが、私も最後まで鈴さんは元気でいてほしいです!
けれど穏やかな余生は送れないと思いますけどね(笑)

萬平「でも僕はまだ50だ。これからだろ福子?」

先週の、福ちゃんの「まだまだこれからですよ」に答えたんですね!
そうですよね。まだまだこれからです!


次週予告では、鈴さんがまだまだ元気そうで安心!
けれど他に情報が多過ぎて…ほんと『カオスだ!』(笑)