心も満腹になり隊

第99作目の朝ドラ『まんぷく』についての感想ブログです。最高の夫婦を見られて満腹!!楽しかったです♡

『まんぷく』第13週 感想

第13週についての感想です。
ドラマ内で出てきたセリフは曖昧な部分があります。
本来のセリフから意味や雰囲気がかけ離れていた場合は、教えていただけると助かります。

もし、まだドラマを見ていないという方で、ネタバレされるのが嫌という方は、ここで引き返してください。













(↓↓↓)














【第13週】生きてさえいれば

泉大津から克子姉ちゃんの家へ

泉大津での生活を懐かしむ鈴さん。

鈴「せやかて皆、良い人達やったもの」
克子「最初はあんなに嫌がってたくせに。泉大津の塩屋の飯炊き女になるのはまっぴらやって」
鈴「そんなこと言うてません」
タカ「言いました!」

いやだから、嫌って言うてましたやん(笑)
思い出していたのは清香軒夫妻のようですが( ̄▽ ̄;)
鈴さん、なんだかんだ言っても〜とは言わず、最初からそう思ってたと言い切ってるところが凄いです。

○金網越しとは思えない夫婦

萬平「実はもう、名前を決めてあるんだ」
東「どんな名前ですか?」
萬平「男の子だったら、『太』。男の子はやっぱり、たくましく強くなきゃいけない。そして、お世話になった東太一先生から、一文字もらいたいんです」
福子「あっ、太一の『太』!」
東「いやいやいや、僕の名前なんて…」
萬平「もし、男の子だったらです」
福子「私も、『太』がいいです。お願いします」
東「えぇっ、いや…あ、でも、光栄です」(←嬉しそう かわいい)
福子「もし、女の子だったら?」
萬平「『幸』。幸せの『幸』」
東「福子さんと合わせて、幸福、ですね!」
萬平「はい。二人一緒になって、幸福になってもらいたい。それが僕の願いだ」
福子「ありがとう。萬平さん」
萬平「じゃあ、『立花幸』でいいんだね?」

福ちゃんに確認を取る萬平さんの目線がーーーー!!(大興奮)
一回目の釈放後の「あの時、何て言おうとしていたんですか?」と、二人目催促されて「はい。分かってます」の時と同じ目線だぁぁぁぁ!(※個人の感想です)
なんだよ萬平さんめっちゃ『福子の夫』の顔してるやん…いや事実、夫なんだけど(最高です)
東先生には悪いですけど、『幸福』って出た時点で女の子の可能性大になった感があります(笑)
しかしこれ、東京にある進駐軍拘置所の面会室ですよ。
なんでこの夫婦、金網越しなのにこんな空気感出せるんですかね…
でもありがとうございます安藤さん長谷川さんありがとうございます。

○三田村会長ーーーーー!!!

三田村「生きてさえいれば、希望はあるということや」
「どんなことがあっても、笑てなさいよ」

三田村会長が亡くなる三日前に福ちゃんに告げた言葉。
福ちゃんが萬平さんと出会っていなかったら、萬平さんを好きになっていなかったら、憲兵に捕まった萬平さんを助け出そうと動かなかったら、三田村会長と福ちゃんは、大阪商工会の会長とホテルの従業員で、親しく話す間柄になることはなかったはずの関係です。
それが今や、福ちゃんは三田村会長の病状に涙し、三田村会長は福ちゃんのことを「福ちゃん」と呼び、「死ぬ前に会えて良かった」と言い、福ちゃんと萬平さんの心配までしてくれる。
あの時、福ちゃんが「立花萬平は大阪経済を背負って立つ男だ」と印象付けたことで結ばれたこの関係。
感慨深くなりますし、三田村会長にはこの先も二人に助言してほしくはありましたが…おそらく家族に見守られながら…
ご冥福をお祈り致します…
本当に、最後までありがとうございました。
空から見守ってくれてると良いですね。

○第二子誕生!

予定日の四日前に女の子が誕生…!
幸ちゃん誕生おめでとうーーー!!!
これは本当に、三田村会長の生まれ変わりの可能性がありますね。
それにしても東先生、突然産気付いた福ちゃんの様子にアワアワしてるの可愛かったです(笑)
けれど更に衝撃な東画伯!(爆笑)

萬平「これは?」
東「生まれた時の、幸ちゃんと、福子さんです」
萬平「えぇっ!?」(←すごい顔 笑)
東「列車の中で描きました!」
萬平「どうせなら、忠彦さんに描いてもらいたかったな」
東「へっ!?」
萬平「だって、忠彦さん画家ですよ」
東「へっ!?…あぁぁぁぁ!!興奮して気がつかなかった!あの、ごめんなさい!!」
萬平「あぁ…本当は、可愛いんですよね?

絶対に笑ってはいけない進駐軍24時続行ですか…(笑)(デデーン 祭、アウトー)
自信満々に見せられた萬平さんの呆然っぷりよ…(笑)(デデーン 以下略)
可愛いに決まってるやないですかぁ。

○おのれ財務局

けれど幸せな時間は束の間。
幸ちゃんが生まれた翌日か二日後とかになるんですかね?
財務局が香田家に突如乗り込み、12万が入っている通帳と印鑑を押収…!
個人の資産を押さえに来るとかほんと…
事情があるんでしょうけど、こちらとしては堪ったもんじゃないです。
激怒する克子姉ちゃんに福ちゃんを心配する鈴さん…けれど当の福ちゃんは三田村会長が言った「笑てなさい」を無理に実行…
福ちゃん、ここは無理して笑わなくてもいいと思うよ…

ところで財務局、乗り込んだ時が、福ちゃんお産中とか、幸ちゃんに母乳上げてる時だったらどうしてただろ?
克子姉ちゃんと鈴さんによって追い出されて、次に乗り込もうとするも恐縮しながら入って来て結果また追い出されて、十万円は守られたなんてことには…(無理だろ)

○萬平vs国

萬平さんに、国を訴えることを提案した東先生。

萬平「でもそれで、福子や、源や幸、それからお義母さん達が辛い思いをすることには…」
東「僕が守ります!!全力で!!

萬平「僕には何もできない。それが、悔しくて堪らないんです」

訴えるにしても書類作成や手続きは全て東先生任せ…
萬平さん、牢の中にいては自分が何も出来ないと分かってるんですよね。
けれど簡単には折れてくれない財務局。
訴えたことで、東先生の事務所にも乗り込むという行動まで…

加瀬沢「あの法律事務所は健全過ぎます!」

このセリフが妙に面白く聞こえるのは何でですかね…(笑)
訴えを取り下げさせる材料が見つからなかったのは、東先生の真面目さと秘書の多江さんの手腕のおかげですね。

○辛い展開の中に混ぜられた小ネタと再登場組

先程の財務局員のセリフもそうですが…(いや、これはそもそも意図してのセリフなのか…?)
なぎなた稽古とか、剛田さんの釘落とし(?)とか、「ピカーッと!」「ピカーッと!?」とか、浦島ミルクとか、口を滑らせる克子タカ鈴とか、十万を諦めきれない鈴さんとか…
正直、今のいるか…?とか思ってしまうものもあったんですけど、辛い展開の中でも笑いを混ぜようと小ネタを挟むところは、最初から変わっていない『まんぷく』の構成スタイル。
人生逆転した夫婦の、愛と笑いいっぱいのストーリーですからね。
笑いについては合う・合わないがありますが、夫婦の話としてこれからも応援していきますよ。
そういえば浦島ミルクなんですけど、このネタを入れてきたということは、手榴弾のときの「魚にも生活習慣が〜」って言ってたのも、それと絡めたんですかね?(笑)

そして待ちに待った再登場、野呂さん!!
まさか自分で店を開いているとは…!
しかも福ちゃんより先に牧夫婦と出会っているとは…!
牧野呂の軽快な会話はあの時のままなんですねぇ(笑)
そしてテーブルに飾られた生け花?にはお馴染みの缶詰めを再利用!
野呂缶やるやないか…(笑)
さぁ、あとは竹ノ原くんですよ。
早く安否確認させてください。

○発覚した不当逮捕

財務局の行動はおかしいと、改めて調べると、奨学金は非課税であるという通知があったのだとか。
それはつまり、進駐軍も財務局も、非課税だと知りながら、徴税のノルマ達成とスケープゴートにするために萬平さんを逮捕したと?
というか徴税額のノルマって何なんですかね。
月曜日の時点から、額決められてるっておかしいやろ…と思っていたんですけども。
ともかく、萬平さんは不当に逮捕された、と…
世良の協力もあり、新聞がそれを取り上げ、市民が味方してくれることに…!
市民が声を上げたことで、訴えを取り下げたら萬平さんを釈放してくれると!!
けれどその条件を飲むということは、十万円は返ってこないということ。

萬平「東先生、それはこの税金を払えば、負けを認めるということですよね?」
「嫌です。僕は訴えを取り下げません」
「あの金は僕だけのものじゃない。泉大津で塩を作りダネイホンを作った皆の汗の結晶なんです。ここで僕が折れたら、彼らに対して申し訳が立ちません」

不当な逮捕がなければ、萬平さんは今も『たちばな栄養食品』の社長であり、社員達と一緒にダネイホンを作り、福ちゃんと源ちゃん、そして幸ちゃんと一緒に、家族で幸せな時間を過ごしていたはず。
なのに、それを全て奪われて、会社を売却して得たお金も奪われて、そう簡単に、釈放してもらえるからと言って訴えを取り下げるということはしたくないと思います。
それはよく分かるんですけど、福ちゃんはやはり早く帰って来てほしいと思います。

福子「そやけど、萬平さんには希望はありません。今のあなたは死んでしまってるんですもの」
「萬平さんは発明家です。皆を笑顔にする、世の中の役に立つ何かを作り出す方が、萬平さんの生きてる証やありませんか?せやけど、ここにいたらそれはできない。ダネイホンを作り出したように、皆を幸せにする何かを世の中に送り出すことが、あなたが一番、ほんまに、やりたいことやないんですか?」
これから先のことを考えてください。源や、幸が、成長していくこれからのことを
「あなたがつけてくれた名前ですよ。私の名前と合わせて、幸福」

「ここにいたら何もできない」というのは萬平さん自身も言っていたこと。
訴えを取り下げず裁判になれば、長い間、源ちゃんや幸ちゃんがどんどん成長していく間も、萬平さんは牢の中。
しかも、裁判で勝てたとしても、進駐軍が絡んでいるとなると、思い通りになるのかも不安…
当時の十万円という額は本当に痛いけれど、これから家族と過ごす時間のため、次に始める事業のため、萬平さんの夢のため、キツイ言葉も含ませながら説得した福ちゃん。
それを聞いた萬平さん、色々な葛藤を全て飲み込み、幸ちゃんの顔を見て、険しい顔から優しい顔へ。

萬平「……分かった。分かったよ福子。東先生、僕は訴えを取り下げます」
「福子と、子供達と、新しい人生を」

萬平「色々と、ありがとうございました」
東「いえ、お礼を言うのは僕の方です。立花さんからは、福子さんからは、たくさんのことを、学ばせていただきました」

良かった…
手放しで喜べないことは確かですが、良かったです。
東先生、本当にありがとうございました!
もう既に、立派な良い弁護士です!!

福子「やっと、家族皆が揃った

本当に…やっと、福ちゃんと、萬平さんと、源ちゃんと、幸ちゃん、四人揃って、一緒に寝ることができたんですね。
色々と思うことはありますが、年内最後の放送で、穏やかな顔の立花家四人を見られて良かったです。

次の放送は1月4日。
けれど、3日のいつもの時間にSP番組があるようなので、そちらも楽しみです。


このブログを読んでいただいた皆様、ありがとうございました。
来年も、楽しく『まんぷく』を追いかけていきたいと思います。

それでは皆様、良いお年を。