心も満腹になり隊

第99作目の朝ドラ『まんぷく』についての感想ブログです。最高の夫婦を見られて満腹!!楽しかったです♡

『まんぷく』第15週 感想

第15週についての感想です。
ドラマ内で出てきたセリフは曖昧な部分があります。
本来のセリフから意味や雰囲気がかけ離れていた場合は、教えていただけると助かります。

もし、まだドラマを見ていないという方で、ネタバレされるのが嫌という方は、ここで引き返してください。













(↓↓↓)














【第15週】後悔してるんですか?

○8年も経ったよ!

物語の時は、萬平さんが池田信用組合の理事長になると決めた8年後、つまり昭和32年の10月!
8年も捕まらず平穏に過ごせたのか、というツイートをたくさん見たんですけど、皆さん萬平さんのこと何だと思ってるんですか(笑)
いやまぁ8年よりも短い期間に3回も逮捕されてましたけども!誤認で!!
ともかく8年間理事長としてやってきて、挨拶も様になってはいるようですが、モーニングコート(っていうんですねアレ)を着慣れてない感がすごいですね(笑)

福子「確かに、萬平さんには似合わないわぁ」(←ハッキリ言っちゃう 笑)
源「バッタみたいや!」
幸「ペンギンみたいや!」
萬平「ペンギンみたいか?なんだお前らー!?ばかにしたなー!?」(←お父さん楽しそう)
福子「萬平さん萬平さん、何か気づきませんか?」
萬平「……いや、分かんない」
福子「んもぉ〜」(←かわいい)

パーマをあてた福ちゃんを見て「何が?」って感じでしたけど本当は気づいてるに一票。
やだーもう夫婦かーわーいーいー(妄想で悶えた)
そしてこのシーンと食事時の家族かーわーいーいー(*´ω`*)

8年も経てば当然色々と変わりますね。
家は理事長宅だけあって立派ですし、源ちゃん幸ちゃんはこんなに大きくなって…
源ちゃん、創作力はさすが萬平さんの血!
だけどおばあちゃんにイタズラしちゃダメだよ…(鈴さんの心中お察しします…)
あとそれ以上食べ物で遊んだら多分お父さんにガチ説教されるよ…( ̄▽ ̄;)
吉乃ちゃんはもう社会人、重之くん学くんも大学生…(京泉大学ってダネイホン買ってくれた病院があるところでは?)
そしてタカちゃんは既に神部くんと結婚!!
ラブラブじゃないですかーー(*´ω`*)
しかも香田家で一緒に住んでるなんて忠彦さん大丈夫!?(笑)
そんな中、鈴さんは相変わらずなようで何よりです(笑)
ほんと鈴さんは自分の都合の良いように喋りますね。
忠彦さんは絵が売れるようになったことで安定してるし、息子達を大学まで出してあげられるようになっていて良かったです。
けれど描きたい絵が分からないというある意味贅沢な悩み…家族には分かってもらえないのが悲しいところです。

○個性的過ぎる喫茶パーラーの川上夫妻

福ちゃんが働いている喫茶店『パーラー白薔薇』のオーナー夫妻がなんという美男美女。
しかも「俳優を諦めた田舎の美少年のなれの果て」と「宝塚の落第生」で二人ともコテコテの大阪弁って。
なかなかに軽快な夫婦漫才を繰り広げてくれて、今後も笑いを提供してくれそうです(思わず慰労会のときの夫婦漫才を思い出して比べてしまってゴメンよ…笑)

○織田島製作所の万能調理器

敏ちゃん(お久しぶりです!)から紹介された町工場。
萬平さん、入る前から微笑んでましたけどやっぱり思い出してしまいますよねー!
しかも、作っているのがかつて萬平さんが作った根菜切断機にジューサーとミキサーがついているようなもの。
福ちゃんに説明する姿も、塩作りのための設計を説明している時の姿と重なります。
キラキラした笑顔で、聞いている福ちゃんも楽しそうで(そして顔が近い♡)…けれど少し心配になることも。

萬平「時々ふっと思うんだ。自分はこんなことをしていていいんだろうかって…」
福子「人のお役に立ってるやありませんか。織田島製作所さんかて、きっと萬平さんに感謝してますよ」
萬平「でも、あの子達は、僕を信用組合の偉い人だと思ってる。泉大津で塩を作り、ダネイホンを作った僕を知らない。大変だったけど楽しかったなぁ。この子達にも見せてやりたかった」
福子「萬平さん…後悔してるんですか?萬平さんは世の中の役に立つ仕事をしてるんです。人を笑顔にしてるんですよ」
萬平「……もう寝よう。おやすみ」

いやぁ…福ちゃんの問いかけに答えないあたり後悔しちゃってますよね。
もうモノ作りの楽しさを思い出してしまいましたよね。

○今度は萬平さんの浮気疑惑

過去に事実無根の福ちゃん浮気疑惑がありましたが、今度は萬平さんの番です。
アメリカ帰りの世良から「理事長は定時上がり」という情報と浮気の可能性を指摘されて、否定しつつも不安げな福ちゃん…
遅くに帰って来た萬平さんを三つ指ついて出迎え、鈴さん主導で尋問(笑)
この時の萬平さんの唾を飲み込む顔と、定時上がりなことを指摘されて「余計なことを…」みたいな顔が面白かったんですけど、福ちゃんとしてはこれで余計に不安になったのではないかと思います。
ところが浮気ではなく、織田島製作所を手伝っていることが発覚!
『ある意味、浮気どころか本気』というツイートを見たんですけど、まさしくそうですね( ̄▽ ̄;)
こっそり覗いた(福ちゃん、不審者になりかけてるよ…)織田島製作所では、作業着を着て楽しそうに話をしている萬平さんの姿…

発明家としてモノを作るのも、信用組合理事長としてモノ作りをしている会社に融資するのも、どちらも萬平さんが目指した夢に繋がる仕事です。
けれど、萬平さんが本当にやりたいことは、やっぱり発明家として、世の中にない物を作るということなのではないか…
複雑ですよね福ちゃん…
世良に相談したら、「趣味で手伝っているだけ」と。
確かにそれで済むなら良いと思いますよ。趣味の域で出来るなら。
けれどそうではないですもんね。
子供達の純粋な想いに対して『趣味』に打ち込む萬平さん…
あぁ…ダネイホンの件で塩組と家族蔑ろにしてたときと近いことになってますよ…
しかも神部くんまで参加してしまっている…
タカちゃん可哀想に…夫を叔父に取られるなんて(語弊)

源「お父さんが叱られた(笑)」
幸「(笑)」

幸「また叱られた(笑)」
源「(笑)」

神部くんの件と夕飯を抜いた件は、さすがに福ちゃんと鈴さんから怒られていましたが、それを聞いていた源ちゃんと幸ちゃんが可愛かったです(笑)

ところで世良、8年の間に結婚してお子さんまでいるなんて!
おめでとうございます!!
いつか奥さんの顔を見られますかね!?

○まさかの美人画

悩む福ちゃんですが、香田家にも忠彦さんが「美人画を描く」と言い出す問題が…!

克子「男は船、女は海。広い心で見守ってあげるの」

芸術家の妻としてこんなことを言っていた矢先に…
強がる克子姉ちゃんですが、忠彦さんと美人さんが二人きりなことに不安そうです…

○萬平さんからの相談

梅田銀行からも融資を止めるよう言われ、他の銀行からも融資してもらえない状況で、諦めきれない萬平さん。
真一さんも「入れ込みすぎだ」と言っていましたが、まさしくそうなんですよね…
真一さんに言われて福ちゃんが一言申そうとするも「もうすぐ終わるよ」と。
それを信じていたというのに、自分の家と土地を担保にして、織田島製作所への融資を受けたいとか…

福子「約束が違います、萬平さん。萬平さんがね、もうすぐ終わるって言うから、私は、これは萬平さんの趣味やと思てたから、何にも言わなかったんです。せやけど、家や土地を担保に入れるやなんて、それは約束が違います」
萬平「それは自分でも分かってる。分かってるからこそ、こうやって相談しているんだ」

萬平「8年前、僕があの理不尽な追徴課税を受け入れたのは、国と闘うよりも、自分のやりたいことをやることに力を注ごうと思ったからです。でも思っても見なかった巡り合わせで、僕は信用組合の理事長になった。この仕事も、世の中の役に立つ、人を笑顔にする仕事だと思ったからです。僕はそれが間違っていたとは思いません」
「でも、織田島製作所を手伝うようになって、僕は気がついたんです。やっぱり自分が、本当にやりたかったことはこういうことなんだって。僕はずっと、自分を押さえつけてきたんだって。この万能調理器は、織田島製作所の人達の夢でもあり、僕や神部くんの夢でもあるんだ。せっかくここまで出来たのに、世の中に出せないまま、このまま埋もれていくなんて、そんなこと僕は耐えられない!頼む福子!僕のわがままを聞いてくれないか

やっぱり福ちゃんが思ったとおり、萬平さんは、信用組合の理事長としてではなく、発明家として仕事をしたかったのだと。
ただ、いくら萬平さん個人のわがままとは言っても、理事長がこの状態で信用組合は大丈夫なのか、と普通は思ってしまいますけどね。
いくら萬平さんが「これは売れる」と思っても、需要があるとしても、この不況の時代で「必ず」なんて言っちゃダメなんですけどもね…

福子「分かりました。私も、同じことを思てましたから。8年前、本当の萬平さんに戻ってくださいって言うたのは、私ですから」

8年前に福ちゃん自身が言ったことが、まさかのここに繋がってしまうのか…
それはダメだよ福ちゃん!!
鈴さんだけではなく、源ちゃんや幸ちゃんもいるのに…
ダメだけども…福ちゃんの気持ちも分かってしまうのが悲しい。
本当の萬平さんに戻してあげたいんですよね…
「世の中の役に立つ仕事がしたい」という萬平さんのことを好きになって、鈴さんの大反対を押しきって結婚した福ちゃん。
福ちゃんに支えてもらいながら、世の中にないものを作り出し人の役に立とうとする萬平さん。
経営者としては向いていないとか、考え方が甘いとか、欠点はあるものの、それを含めてこの夫婦を好きになり、二人が歩む人生を応援したいと私も思ってますけども。
家と土地を担保は…嫌な予感しかしません。
じゃあどうすれば良かったのかと聞かれたら、これはまた難しい問題ですが。

来週、いよいよこの時が来てしまうのか…