心も満腹になり隊

第99作目の朝ドラ『まんぷく』についての感想ブログです。最高の夫婦を見られて満腹!!楽しかったです♡

『まんぷく』第19週 感想

第19週についての感想です。
ドラマ内で出てきたセリフは曖昧な部分があります。
本来のセリフから意味や雰囲気がかけ離れていた場合は、教えていただけると助かります。

もし、まだドラマを見ていないという方で、ネタバレされるのが嫌という方は、ここで引き返してください。













(↓↓↓)














【第19週】10歩も20歩も前進です!

○新ラーメンの5箇条を再確認

一、美味しいこと
一、安く買えること
一、便利であること
一、常温で保存できること
一、安全であること

「新」ってついてるから何か改めたのかと思ったら、原点に戻って即席ラーメンを見直していたんですね(笑)
読み上げる福ちゃんが何となく男らしい〜(*´ω`*)
麺に味をつけることを止めて、麺は麺だけで作る。
はい、近づいてきてますね。いいですね〜。

○失敗は一歩進んでいるということ!

福子「悩んで悩んで答えを探す。せやけど、やってみてダメなら、その考えを捨てて、原点に戻る。それが大事やの!」

萬平「失敗だよ…」
福子「ということは、一歩、進んだっちゅーことですね!?」(←言い方 笑)
萬平「……」(←頼りない 笑)
福子「ね!?
萬平「……あぁ」
福子「さぁ!次を考えましょう!萬平さん!!」

なんて勇ましい福ちゃん…!!
10歳年上の萬平さんを力強く引っ張っていますね〜。さすが福ちゃん〜(*´ω`*)
普通に作った麺を、スープエキスに10分つけ置くのはダメだと分かりました。
ダメだと分かったらこれは切り捨て、次に行く。
考え方によって成功へと繋がるんですよね。
福ちゃんのこの切り替え方、素晴らしいです。「ね!?」の迫力も(笑)

その後、麺はエキスにサッとつけただけで、ちょうど良い味になったわけですが(「気づくのに2ヶ月もかかってしまった…」笑)、次の課題は常温保存の方法。

福子「はい」(←わざわざ挙手 笑)
萬平「福子」(←わざわざ指名 笑)
福子「塩漬けはどうでしょう?」

これはうまくいかないでしょ〜(笑)
萬平さん予想してはいそうですけど、ちゃんと試してみるところがさすがですね!
そしてやっぱり、塩が水分ばかりかエキスまで吸い取って、しかも塩辛い…!

萬平「ま、そりゃそうだよなぁ。そもそもこれで麺を保存出来るのは、塩漬けしてる間だけだ」
福子「ごめんなさい…」
萬平「いやいや、塩漬けは、保存の方法としては適してない。それが分かっただけでも収穫だ、福子」
福子「いやぁ〜せやけど…ごめんなさい」
萬平「次を考えよう!な!」

前と立場が逆に…!(笑)
謝る福ちゃんを、今度は萬平さんが励ましているのが良いですね。
夫婦二人三脚!!

○1からかいに3殴る

またケンカをしたという源ちゃん。
今回は相手のお母さんが立花家を訪れて、福ちゃんが謝罪する場面が描かれていましたね。
確かに…からかわれたとは言え、殴るのは良くありません。
しかも3回も殴るとか…「1回やったらええの!?」じゃないよ源ちゃん…(・・;)
けれど、先週も書きましたが、源ちゃんも幸ちゃんも、「お父さんの仕事」は恥ずかしいものではないという考えになっているのは良いと思います。
あとはやっぱり…そういうからかいに対して、福ちゃんが言うように、ほっとくことが出来るかどうかですね。
ところで、源ちゃんを「ラーメン」と呼んだ友達が、幸ちゃんを「小ラーメン」と呼んだセンスにちょっと笑ってしまいました。センスに。
ごめんね二人とも…「ラーメン」と呼ばれるのは嫌よね。
「ラーメン様」も嫌だよね…( ̄▽ ̄;)

○マンボ!ジャンボ!秀子!!

秀子「芸術家は家族なんてものに縛られちゃダメよ」
忠彦先生のことは大好き♪

このセリフを聞いたときは、何もないけれどあえて匂わせて場を引っ掻き回す確信犯かと思いましたが、忠彦さんの目のことを知って、更に画家として冒険すべきだという秀子さんは、やはり芸術を愛するプロモデルなのでは…

秀子「既成概念をぶち壊すのよ!!さぁ描いて!!

何故マンボ!!??(笑)
しかも曲と躍りのテンポが微妙にズレている!!(笑)
最初は唖然としている忠彦さんでしたが(そりゃそうでしょう 笑)、二回目のマンボでは既成概念をぶち壊し、見事に独特な絵が完成!
「踊る女」というタイトルですが、秀子さんの動きを赤色で表した、ということ???
よく分かりませんが(笑)、赤と緑を色別しにくいという忠彦さんが、赤の絵の具を使っていることにもぶち壊した感がありますね。よく分かりませんが(笑)
完成した絵を見て秀子さんも満足そうです。

秀子「奥様…画家の妻が、あれくらいのことで動揺してはいけませんわ」

おぉ…あっさりと帰るかと思いきや、克子姉ちゃんにはしっかりと苦言を呈していきました。
確かに、克子姉ちゃんはもっとどっしり構えて良いと思いますよ?
まぁ自分の旦那様がこんな妖艶な美女と、画家とモデルとは言え二人きりになったら、気にしないというのも難しいかもしれませんが。
忠彦さんのモデル騒動がわざわざ二回も出てきたのは、萬平さんの状況と鏡であるというツイートを見て、なるほどと思いました。
萬平さんも、既成概念をぶち壊さないといけないんですね〜。

ところで、秀子さんが「私を描いて!」と言ったことで「ぷく絵」が秀子さんだらけになり、とても楽しかったです(笑)

○吉乃ちゃんラバーズ爆誕

パーラーでご飯を頼む岡さん森本さん(マスターのオッケーに対応してるとは常連になった!?)と、ジュースを頼む神部くん(君はなんでオッケーしないんだ…?)
萬平さんのラーメン作りについては、二人はあのスープ以降呼ばれていないようで…
嬉しそうな神部くんですが、なんですかね…確かに二人より先に萬平さんと出会ってもいますし、今は親戚でもあるわけですが…二人に対して上から目線なのはあんまり印象良くありませんよ神部くん…
そんな話をしていると、吉乃ちゃんが来店!
そして岡さん森本さんが静かに恋に落ちた!!
なんで岡さんは眉間に皺寄ってるの!?(笑)
なんで森本さんは捨てられた子犬のような目をしているの!?(笑)
親しげに話す神部くんを見る時の顔といい、話しかけられてようやく我に返った時の顔といい、一目惚れした青年達の表情が素晴らしい〜〜(笑)

タカちゃんと出会ったときは、タカちゃんが14歳という年齢だったこともあり恋はしませんでしたが、あれから10年くらい経て、タカちゃんの妹の吉乃ちゃん(24,5歳くらいでしたっけ?)に恋しちゃったんですね〜。

森本「あんな可愛い子はおらんっ!」
岡「そうやっ!」


君達二人も可愛いよ!!

森本「吉乃ちゃんに…惚れました…」

神部くんの前で小さくボソッと呟いたことに萌えました(in反省会)
しかも「大奥様に挨拶」という名目で香田家を訪れて、晩御飯もご馳走になり、吉乃ちゃんとは映画の約束まで…
二人ともすっかり骨抜きやないですかぁ(笑)
三角関係は以前に牧野呂コンビと恵さんで繰り広げ、勝者は牧さんだったわけですが、吉乃ちゃんはどちらを選ぶんですかね?
それとも今回こそ、第三の男という可能性もあるかもしれないので楽しみです。

ところで、「大阪帝大卒やぞ」とよく学歴持ち出す神部くん、子供っぽいという感想を見ましたが、確かにそういう要素がまだありますね。
子供が生まれてお父さんになったら、良い方向に変わると良いのですが。

○一進一退ラーメン作り

ラーメン作りは失敗の連続。
天日干しだとムラが出て、陰干しだと生乾き、それ以上干すと麺が痛み出す。

源「勉強が足らんのとちゃう?」

源ちゃん、なかなか言いますね〜(笑)
けれど萬平さんは「確かに」とハッとした様子。

萬平「どうして僕にそういう風に言ってくれなかったんだ、福子。勉強しなさいって」
福子「そんなこと言われても…」(←戸惑い 笑)
萬平「お前が僕のことを一番理解してるんだ。僕の暴走を止められるのは、お前だけなんだぞ」
源「そうや!」(←!?)
幸「暴走って何〜?」
福子「分かりましたぁっ!萬平さん!明日、図書館に行って、麺のことしっかり勉強してきなさいっ!!
萬平「分かった!!

この家族シーン可愛い〜〜〜!!!
萬平さん何その返事〜〜〜〜(*´ω`*)
大きい子供がいますね…福ちゃん、母親一人で三人も大変ね…(笑)
ていうか萬平さん、理不尽な文句言い始めたかと思ったらのろけ入ってるし(ありがとうございます)、暴走している自覚あったんですね(笑)
あと源ちゃんのその同意はどういう意味です?(笑)
「どうして勉強しなさいって言ってくれなかったんだ」に対してかと思いましたが、一回目はそうでしょうけど、二回目の「そうや!」は相槌のタイミングからして違いますよね。
源ちゃんも幸ちゃんも、両親が仲良いのを知っているのは素敵ですね。
幸ちゃん、暴走っていうのは「ラーメンだ!」と叫んだお父さんみたいな状態を言うんだよ…(笑)

翌日、早速図書館に行って本を読んだようですが、以前ラーメン作りを始めるという時にも読んでいたものとは、別の視点でということですかね。
料理は科学、という言葉もあるので、科学的視点から原理を知るということは大切だと思います。
むしろ、何故今までそれをしなかったのか、という点はつっこみたいところですが、製麺所で麺生地作りについて習ったことや、調理法や栄養については調べたことで、すっかり見落としていたということですかね。
源ちゃんナイスアシスト!!
学んだことを福ちゃんに話す萬平さんがとても活き活きとしていて可愛かったのですが、「α化」をアルパカと聞き間違えた視聴者さんが結構いたらしく、「α化」と聞く度にそれを思い出してしまいました。
グルテンがアルパカ」…確かにそう聞こえてしまうと訳が分からない(笑)

麺生地に含まれる水分量を減らすという観点から、蒸すことを試した萬平さん。
蒸した後の陰干しの待ち時間で、気晴らしに散歩に出た夫婦可愛かったです!
パーラーで働く福ちゃんを見て萬平さんは居心地悪そうでしたが、マスターのオッケーの洗礼(?)を受けて「どういうことだ…?」と首を傾げているのも可愛かったです(笑)
ということは萬平さんはパーラーに初めて来たんですね。
オーナー夫婦にしてみれば、いつも福ちゃんから話を聞いて身近に感じていたのだと思いますが、あの歓迎ぶりに萬平さんは戸惑っていましたしね。
ちょうど来店した世良さんの、相変わらずの「無理や」攻撃には、福ちゃんと白薔薇夫婦が言い返してくれて嬉しそうでした〜。
蒸した麺は結果失敗してしまいましたが、着実に完成に近づいてますよ!

○まさかの萬平さんに邪魔されてしまったラバーズ

岡森本コンビが吉乃ちゃんと映画に行く約束の日。
神部くんが監視役についてしまいましたね…
鈴さんが吉乃ちゃんのお見合いを進めようとしている(堅い勤め人は二人じゃダメなんか鈴さん…)と聞き「そんなんやめさしてくれよぉ」と嘆く岡さん(笑)
「若いって良いわねぇ」と後ろで見守る白薔薇夫妻が楽しそうで、私も混ざりたいです(笑)
そこに来店してきた萬平さん。
吉乃ちゃんかと思ったのに残念だったね二人とも(笑)
萬平さんは、高野豆腐の調理法を元に麺を乾燥させようとしているんだとか。
太陽で乾燥させるのも店の前とか…製氷店の店主には感謝ですね〜。
元理事長がラーメン…心ない言葉を言う人もいますが、以前の製麺店の店主のように、応援してくれる人達もいるようで良かったです!
そこを通りかかった吉乃ちゃん。
吉乃ちゃん映画よりもそっちが気になってしまった!?(笑)
すっかり約束を忘れて、萬平さんと一緒に店主に頼んでいましたけども、まさかの萬平さんが思い出したことに私は驚きました(笑)

吉乃「萬平おじちゃんがそこの氷屋さんでラーメン作ってるの。そっちが気になってしもて…ごめんなさい!映画はまた今度…」

確かにそんな状況めちゃくちゃ気になりますけども(笑)
残念だったね二人とも…
でも、結果的に萬平さんの手伝いが出来たのは良かったと思いましょう…?
あ、神部くんも良かったですね(笑)
試食はパーラーで、もちろん白薔薇夫妻も一緒に!
結果は…

神部「すいません。美味しくないです」

そうかぁ…
今でいうフリーズドライに近い感じですが、この製法はもっと条件があるそうですね。
後年確立されるこの製法が、ここで試されているとは…

月光仮面ごっこ

一方、萬平さんが製氷店にいる間、子供達と月光仮面ごっこをしていた福ちゃん。
福ちゃん、全力の悪役やないですかぁ(笑)
予告で出てきたこのシーン、一体どういうことかと思っていましたが、月光仮面ごっこだったんですね(笑)
順番に月光仮面をやって、子供達は元気いっぱいですが、福ちゃんはヘトヘト( ̄▽ ̄;)
そりゃそうでしょう(笑)
けれど三人とも楽しそうで可愛かったです。
もしも萬平さんが家にいたらこれやらされてたのかぁ、と思ったら更に笑えます。
意外とノリノリで遊んでくれるかもしれませんが、最終的には福ちゃんのようにヘトヘトになるのは目に見えてますね(笑)

○ついにたどり着いた天ぷらのシーン!!

敏ちゃんから食材を分けてもらって、「今夜は天ぷら」と聞いたことで立花家の夕飯も天ぷら!!
敏ちゃんありがとうございます!!
天ぷら…!ついに来ましたよ天ぷらのシーン!!
待ちわびてました〜(笑)
ラーメンのことは一旦忘れて、天ぷらを食べて頭をリセットして、翌日からまた考えたら良いという福ちゃんに対して、天ぷらに目が釘付けな萬平さん。

萬平「これだ!!天ぷらだ福子!!

はい。閃きましたね〜。
妻が揚げた天ぷらを見て思いついた、百福氏のこのエピソードをそのまま使ったんですね。
他にもラーメン作りにおける試作と失敗の繰り返しは、史実通りなところがたくさんあったようで…
そりゃあもうここが見せ場ですからね。
今までにないものを作る、現代では当たり前になったことがどのようにして作られたのか、ドラマなので脚色・省略してる部分はありそうですが、その過程を見られるのがとても楽しいです。

真一「かのトーマス・エジソンはこう言うた。『私は失敗したことがない。ただ1万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ』」

失敗とは書いたものの、真一さんが言ったエジソンの言葉がまさに、今週ずっと繰り広げていた状況でした。
ですが、その結果、天ぷらから瞬間油熱乾燥法にたどり着くわけですよね。
今度こそ、もうすぐ完成です!!

それにしてもこの時の3婿のシーン、画面が麗しすぎて視聴者大歓喜でしたね。
新しい家族と新しい生活を送る真一さん、既成概念をぶち壊した忠彦さん、既に再出発している二人からのエールが良かったです。
忠彦さんの絵は、よく分からないなりに私も好きになってますよ〜。


来週も見所満載なようで、本当に楽しみです。
チキラーを買って、完成を待ちたいと思います。